「学校に行く必要はない。」が論理的思考法からの回答です。
- (
- 4.0
- )
みくるさん。 つらい中よく頑張ってますね。
「孤立」という、この狭い村社会の日本の中での一番望ましくない状況は、学校だけでなく、大人になっても相変わらず続くようです。 しかもますます陰湿に。
職場で、母親同士の中で、近所で、・・・・。
困ったものです。
さて、そんな社会の中で「孤立」と直面したときに、自分で前向きに考えるきっかけとなるひとつの方法をご紹介しましょう。
これは完全なLogic(論理的思考法)を使ったものです。 感情や、いわゆる日本の親が究極に憂慮する(なぜかよくわかりませんが)世間体なる不可思議なものはまったく考慮に入れておりません。
文面だけから判断すると:
A) まず直面している問題は:
1) 学校の中で孤立している。
2) その孤立状況を周りに見られるのが耐えられない。
3) これ以上学校で孤立していると「暗い悲しい子」というレッテルを貼られる。
∴(Therefore;それ故)学校に行きたくない。
B) 付随する問題は:
1) 学校に行かないと受験に差し障りがある。
2) 私立学校なので親が高い授業料を払っている。
∴ 学校に行かないといけない。
C) もうひとつ付随する問題は:
1) 孤立しているのが理由で学校を休む。
∴ 甘い考えだと非難される可能性がある。
恐らくみくるさんはC)の(∴甘い考えだと非難させる可能性がある)を否定してほしくて投稿なさったのかな。 それがYESかNOかを答える前に、A)とB)から片付けましょう。
B)の1)「学校に行かないと受験に差し障りがある。」 そうですか? 今では他にも選択しはありますよ。 通信制もあるし、大検もあるし。 カナダなどは現在、高校生は「学校に通う」か「Web Course」を履修して単位をもらう、「或いは両方を併用する」のどれかを選べます。 また、homeschooling と言って、学校に行かずに自宅で所定の勉強をし、定期的に査定を受けるシステムもずいぶん浸透しています。 いじめや、悪影響を与える生徒環境、好ましくない教師などをがまんする必要がないし、親と学校との教育方針が必ずしも同じとは限りませんからね。 つまり? 学校に行かない選択肢は極々普通のことになって来ています。
補足
B)の2)「私立学校なので親が高い授業料を払っている。」 ちょこっと休んで様子をみて、また恐る恐る行ってみるなんて中途半端なことなら親に無用な負担をかけますね。 しかし、「えいっ」と思い切って「学校に通う」以外の選択肢を選ぶなら、親の負担は減ると思いますよ。
従って。B)がこのように変わります。
1) 学校に行かなくても受験に差し障りはない。
2) 私立学校に学費を払う必要がなくなるので、親の負担が減る。
∴ 学校に行く必要はない。
さて、A)です。
A) の1)「学校の中で孤立している」 これは別に無理やり自分の尊厳を貶めてまで我慢
する必要ないですね。 人に孤立感を与えて満足しているグループ人間は、得てしてその相手の中に自分たちにないものを見て「心理的恐れ」を抱いている場合が多いです。 「なんだ、あんな奴ら!」と違う方角を向いてみることがとてもとても大切です。 「自分はひとりでも大丈夫」と。 またほかの選択肢を選んだら、新たな人たちに出会えますよ。
A)の2)「その孤立状況を周りに見られるのが耐えられない。」 学校に行くから見られるので、「行かない」のであれば、まったくこの2)の心配は消滅します。
従って、A)がこのように変わります。
1) 学校の中で孤立している。
2) その孤立状況を周りに見られるのが耐えられない。
3) これ以上学校で孤立していると「暗い悲しい子」というレッテルを貼られる。
∴学校に行く論理的意味がない。
ほら、A)もB)も結論が「学校に行かなくても良い。」となりました。
最後に、C)のこう変わります。
1) 孤立しているのが理由で学校を休む。
1)論理的な理由で学校に行きたくない。
∴ 「学校に行かない選択は甘い考えではない。」が非難される可能性は残る。
どうですか? 困っていた頭の中が少しはすっきりしましたか?
あとは、最初にも書きましたように、感情や、日本の親が究極に憂慮する世間体なる不可思議なものが、最後の非難される可能性が残るに関与して来ます。
みくるさんが、ご自分の感情をコントロールし(Yes, you can!)、親の世間体の価値観を打ち破ることが出来たら、何歩も前に進めると思います。 それはあなた次第。
日本中で同じようことで苦しんでいるTeenagers のためにも回答させていただきました。
Good Luck.
評価・お礼

みくる さん
2013/01/07 17:21
少し気が楽になり、すっきりしました!
ありがとうございます。
回答専門家

- 大澤 眞知子
- ( 英語講師 )
- Super World Club 代表
Be Bilingual
カナダ在住。カナダからオンライン講座カナダクラブ提供。留学生へのアカデミックサポート(エッセイ指導)留学希望生へのアカデミック準備 (Reading, writing, エッセイ基本)Critical Thinking指導、最新の理論に基づくBilingual Education特別提供中。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aに類似したQ&A