対象:家計・ライフプラン
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松山 陽子
ファイナンシャルプランナー
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この働き方では「扶養」に入れません
初めまして
FPの松山陽子と申します。
退職を申し出ても、ぜひ勤務してほしいと言われたとのこと。これまでの勤務態度が評価されたのでしょうね。すばらしいことです。
できれば、退職するとかパートになるとか言わずに、正社員で働き続けてほしいな、と思いますが…
>160万の収入の場合、扶養には入らない方がいいですか?
この働き方では「扶養」になれません。「扶養」には、所得税・住民税の扶養と、社会保険の扶養がありますが、
所得税・住民税で夫が「配偶者控除」または「配偶者特別控除」を受けられるのは、141万円未満です。
また社会保険は、週におおむね30時間以上の勤務であれば、加入が義務付けられているので、社会保険の扶養になることもできません。
>年間でいくら稼げれば、扶養に入るよりも得になりますか?
低い年収に抑えた場合、夫の所得税・住民税が軽減されるし、会社員の夫の社会保険の扶養になれば社会保険料を負担しなくて済むので、目の前の手取りは増えますが、長い目で見たら決して有利ではありません。
自分で社会保険に入っていれば、将来の年金も増えますし、病気や障害者になった時などの保障も大きいです。妊娠したからと退職せずに、産前産後休暇や育児休暇を取るとなれば給付も受けられます。
何歳まで生きるか、何が起こるかわかりませんので、一概にどっちがトクとは言えませんが、せっかく「仕事を続けて」と言われているのだから、扶養など意識せずに自分で社会保険に入って働くのが一番ではないでしょうか。
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この回答の相談
結婚して1年になる28歳女です。
今の職場に正社員として6年お世話になっています。
結婚して1年経ち、そろそろ子供をと考えたので退職希望をしたところ
1月からも子供ができるまでパー… [続きを読む]
ai262さん (長野県/28歳/女性)
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