新しい２世帯住宅を！

建築家との家づくりを望んでいただいて、ぜひ、ご期待に添いたいと思います。

７つの大きなご要望は了解いたしました。
ぜひ、いい住まいになるように考えたいと思いますので安易にできるとは申し上げません。

問題は１と３。
予算が３５００万円で（しかし、家具や調度なども必要になりますので更に予算が必要になるのではないかと思います。）２世帯住宅にすることがかなり厳しいのではないかと思います。各家族がそれぞれ玄関（玄関は共通でお考えかもしれませんが）やキッチンやバス、水回りを持ち、リビングも２つ考えるとなると１．５倍くらい必要になるのではないかと直感します。

建築家と共に家づくりを進めるということはこれまでの生活感や価値観を継承しながらもこれからの生活を新たな感性で過ごしていくためとお考えいただけないでしょうか。そうした時に、建築家としての能力が十二分に発揮できると思います。

つまり、２世帯住宅のあり方を私と一緒に根本的に考えていきませんか。


どこにでもある決まったかたちの２世帯住宅ではなく、新しい家族のあり方を実現するわけです。そうすれば、少ない予算、面積が半分になる土地、まわりの近隣からのプライバシーなどのデメリットを解消する住まいが考えられるのではないかと思います。

具体的には諸条件を検討し、概略の設計を進めなければわかりませんので、いくつかプランをご提案します。それまでの何度かの打合せは無償で進め、それらを見て、了解されたときに実際に設計監理契約を結んでいただければよいかと思います。

私は公共的建築の方が多いのですが、９月に住宅が１件（４階建て、８４坪）完成しました。住宅は少ないですが、すべての建築を住宅のようなきめ細かさを持つようにデザインしていますので何ら問題はありません。
今年の３月に完成した大学の建物で今年のグッドデザイン賞を受賞します。

島崎義治/島崎義治建築設計事務所
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