対象:独立開業
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開業前の経費
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サンクルクル様
公認会計士・税理士の岸井と申します。
開業とのこと、成功をお祈り申し上げます。
さて、事業開始前の経費を個人口座や財布の現金から支払ってもよいかということですが、こちら全く問題ありません。
重要なことは、購入したモノやサービスが、事業用で買ったのかプライベート用で買ったのかが明確になっていることです。
「プライベートの費用と事業用の費用を選別する事務処理作業が煩雑になる」というのは、確かにその通りですが、逆にしっかりと分けて管理すればよいのです。
そのための方法として、おっしゃる通り、事業用の口座をわけるというものがあります。
もちろん、これはいずれやった方が良いと思います。
口座が分かれていない場合であっても、領収書をわけて管理したり、出納帳をつけることで両者を区分することができます。
カードの明細などで事業とプライベートが混ざってしまっている場合でも、マーカーでわかるようにすれば問題ありません。(もちろんそれが事業用であることが説明できないといけませんが。)
後々の作業=確定申告だと思います。
あらかじめ、事業とプライベートをわけて記録することで後々の作業が楽になります。
事業に入れていい経費とダメな経費の区分は少し難しいので、調べたり専門家に聞くことをお勧めいたします。
もちろん私に連絡いただいてもOKです。
評価・お礼

サンクルクル さん
2012/06/19 11:55
岸井様
ご返信ありがとうございます。返答がおそくなり申し訳ありません。
分かりやすいご説明で助かりました。これで少し早く開業ができそうです。
開業はまだこれからなので、今年の確定申告は希望の青色申告(メリットが多いが難しそう)か白色申告(時間がなくても素人でも簡単そう)か迷ってしまいますが・・・
岸井 幸生
2012/06/19 15:28
サンクルクル様
開業は早く始めたもの勝ちですから、決断後はスピーディに行動に移すべきだと思います。
頑張ってください!
青色か白色か、これは断然青色にすべきです。
難しいと思うのは初めだけで、いまどき会計ソフトがしっかりやってくれますから、普段は何てことありません。
控除65万円分のメリットなど、税金面のメリットもそうですが、もっとメリットだと思うのは、青色ベースで会計を把握することで事業の様子がよくわかるようになることです。
まず、己を知らなければ計画を立てることはできません。計画が立てられないと行き当たりばったりになります。
ぜひ青色を頑張ってみましょう!
回答専門家

- 岸井 幸生
- ( 東京都 / 公認会計士 )
- LBA会計事務所 代表
社外から会社のビジネスを支えるプロ社外役員
顧問税理士以外で何でも相談できる人が欲しい、を提供しています。クライアントの皆様と夢を共有し、ビジネスに興味をもって最適なアドバイスを行っていくことが一番の貢献です。
(現在のポイント:-pt)
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