対象:住宅資金・住宅ローン
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投資信託の使い方
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labatt様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、最近投稿頂いた方で、まったく同じ枠組みを提案された方がいらっしゃいました。
http://profile.allabout.co.jp/ask/q-120440/
この枠組みで、メリットが出るのは、税引後の運用利回りが、住宅ローン金利を上回る場合です。
信用金庫の営業の方が、きちんとそれだけのリターンを生みだす、投資のアドバイスをしてくれるのであれば、理屈には合っているのですが、注意すべきなのは、分配金利回りと運用利回りは、まったく別ものという点です。
もちろん、投資信託には、基準価額(時価)の変動も伴います。
いわゆる毎月分配型の投資信託の分配金は、運用の成果により支払われると誤解している方が多いのですが、実際には、運用利回りに関係なく、元本部分からも払い出されているケースがあります。
運用しながら取り崩していくイメージです。
本来の運用利回りは、基準価額にすでに受け取った分配金の額を合算して計算します。
投資信託協会の2011年に行われたアンケート調査によると、分配金の特徴認知状況として、「支払われた額だけ基準価額が下がる」
と理解している人は、わずかに17.4%だったそうです。
この現状は、投資信託を説明する役割の人が、きちんと説明できていない、ということになると思います。
この点についての説明は、きちんと受けられましたでしょうか。
投資信託は、使い方次第では、もちろん、大きく増える可能性があるものの、ただ買うだけで、打ち出の小づちのように、どんどんお金を生みだしていくというものでは決してありません。
そこで必要になるのが、ここで詳しくは書けませんが、投資リスクを時間の中でコントロールするという考え方です。
個人的には、毎月受取型の投資信託は、値下がりしている時期にも取り崩してしまうので、現役世代の資産形成には不利という意見です。
もちろん、結果としてどうなるかは、未来のことなので絶対はありませんが、考え方として、ご参考になれば幸いです。
評価・お礼
labatt さん
2012/03/20 20:34
御回答有難う御座います。
回答頂いています様に、1000万の運用で8~10万の分配金を毎月、25年も継続する事は非常に難しいと思います。
投資信託の話は無かった事として、進めます。
有難うございました。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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この回答の相談
信用金庫の営業から、住宅ローンを投資信託の分配金で返済する案を提案されました。
自己資金1000万あり、1400万借入で検討していました。
信金営業の見解は、2400万借入した場合、変動金… [続きを読む]
labattさん (群馬県/39歳/男性)
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