突然仲良しだった飼い猫に攻撃するように
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実際にスプちゃんを見ていないので、正確ではないかもしれませんが、ご質問にある状態(猫を飼い主さん
に近付かせない)は、ワンちゃんに気を使いすぎている時に多い状態です。
気が弱い性格のようですし、成犬になってから新しい環境に慣れさせる必要があることもあって、
スプちゃんに対してかなり気を使われたのかもしれませんね。
気を使いすぎると「ワガママ」になりやすいですし、飼い主さんを「独占しよう」とすることもあります。
すると「今は私が甘えているんだから、近付くんじゃない!」と、「下位」だと思っている者に対して
攻撃します。「上位」と思っている者に対しては、場所を譲ります。
ですから、人間的に言えばスプちゃんは今「調子に乗っている」状態と言えるかもしれません。
まずはスプちゃんに対して「気を使う」ような態度を無くしていくことから始めると良いでしょう。
例えば、いたずら等をしていないか「目で追う」、驚かさないように「静かに動く」、吠えさせない
ように「音を出さない」などなど。これらに近い行動がありましたら無くしていって、人間中心の生活に
するようにします。
すると、何かしらの変化が出るはずです。いつもはしないイタズラをしたりと、自分をアピールするような
行動が出ることが多いです。それらを「無視」して諦めさせると、ワガママも無くなってくるはずです。
しかし、猫ちゃんへの攻撃に対しては、このQ&Aだけでは難しいと思います。
実際に現場で専門家の立会いの下、行なった方が良いと思います。例えば私なら、ある程度コントロール
出来るようになったら、あえて猫ちゃんをスプちゃんの目の前で抱っこして、スプちゃんの反応を見ます。
文句を言うようなら、その場で制します。
しかし、その文句の度合いで、また方法を変えたりしますし、危険性が伴うこともありますので、ご自身だけで
行なうことはお勧めできません。
攻撃性を改善する場合は、適した方法を、適したタイミングで行なう必要がありますので、お近くの専門家
の方と取り組まれることをお勧め致します。
評価・お礼
hayaokimama さん
2012/03/21 09:18丁寧にご指導頂き有り難うございます。ご指摘の通り引き取り時に可哀想な状態だったので、5年分を埋めるべく愛情を与えようと思って頑張りましたが却って気を使い過ぎて居たようです。スプの前で猫を抱っこは問題ありません。目の前で慌てて抱き上げても狙いませんし飛びつきもしません。不満そうでもありません。猫を下ろして『ダメ』と言うと何もしません。獲物を見るような感じは全くないです。今も私が留守の時、全員自由にしてますが猫とも大丈夫なのです。私を挟んで。の事なのでまずスプへの対応を変えてみます。急に始まったので困惑してました。詳細なアドバイス頂き助かりました。
回答専門家
- 小川 真也
- ( 東京都 / しつけインストラクター )
- ワタナベ・ドッグ・トレーニング
小型犬から超大型犬、パピーから成犬まで対応しています。
「楽しい愛犬とのライフスタイルを、飼い主さんと一緒に構築していく」をモットーに活動しています。犬の個々の性格に合わせた訓練法で、飼い主さんと愛犬とが理想の関係に近づけるように訓練し、アドバイスさせて頂きます。
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この回答の相談
昨年5歳前で社会化されていない
E・S・スパニエルを引き取りました(声帯除去手術されていました)
現在5歳8ヶ月です。
他18歳mix犬♀11歳半チワワ♀(両方不妊手術済)と
生後半年… [続きを読む]
hayaokimamaさん (兵庫県/56歳/女性)
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