対象:新築工事・施工
基本は話し合いかと・・・
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大阪で設計事務所をしています。
文面で少し確認させて頂きたいのですが、当該敷地は市道と私道の二面に面しており私道からは近隣の了解を得られれば分岐できるが、出来れば市道から引きたい。しかし数十万円の費用が発生する。と云う事でしょうか?
重要説明事項に宅地内配管の有無については書かれていない模様ですので、私設管が宅地内への引き込み管を指しているのか、私道40mm管を指しているのかよく判りません。
私設管が無となっているので、宅地内配管が無いと云う意味でしょうか?
それであれば、当初のお話しは、話しと云う事になってしまい、重要説明事項に書かれてある内容が契約内容かと思います。
擁壁については、重要説明事項の中には何と記されているのでしょうか?売主負担で施工する云々と書かれてあれば、こちらが負担する必要はありません。
但し、土地の契約は売主が契約解除する場合、手付金の倍返しをすれば解除出来る慣習がありますので、強く拒否すると倍返しされて契約解除される可能性があります。
土地そのものは気に入っておられるご様子ですので、相手の出方を観察しながら押したり引いたりして妥協点を探す事が基本かと思います。
評価・お礼
94a さん
2012/02/17 05:14
早速のご回答、ありがとうございました。穏やかに歩み寄ることを基本に交渉したいと思います。
契約解除が一番避けたいことですので。
質問欄に補足の質問を記入させてもらいました。
よろしければ、アドバイスをお願いします。
福味 健治
2012/02/17 08:36
ご評価頂き有難う御座います。
補足説明いたします。
40年前ですと、給水管は鉛管のかと思います。当時はまだHIVP管は普及していませんでした。鉛管は水道事業発足当時から使用されており、径の太い管は鋳鉄管、細い管は鉛管の時代が随分続きました。最近は地震時の復旧の容易さや、安さでHIVP管が主流となっています。
40年前の鉛管でも、分岐は可能かと思います。40mmあれば三世帯分の供給能力としては問題の無い径です。接続時に多少水はにごりますが、5分も水を出し放しにしておけば元に戻ります。臭いや味についても、この末端に来るまでにもっと古い管を通過して来ているのですから、新しい管を引き直したからと云って、水質が良くなるとも思えません。
勝手な想像ですが仲介されている業者さんが、隣家と交渉するのが億劫なのではないでしょうか?私道の給水管は多分市の所有物になっていると思います。市民には給水を受ける権利があります。私道を掘削するだけの同意ですので、隣地住人も強く拒否される理由はありません。もし拒否される様な人であれば居住されてからの近所付き合いが大変です。仮に水道管が隣家二世帯の所有物であったとすれば、もっと話しは簡単です。メンテナンスを二世帯で行うよりも三世帯でする方が経済的な為です。
擁壁については、物件案内書に書かれてあるからと主張する程度の効力でしょう。交渉ネタにはなりますが、重要説明事項でありませんので、強制力はありません。
この不況時ですので、上手にお話しを持っていかれれば悪い方向には行かないと思いますよ。
回答専門家
- 福味 健治
- ( 大阪府 / 建築家 )
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
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この回答の相談
土地の売買契約を交わし、手付金を支払いました。
ところが、不動産屋さんから契約の内容と異なる事態が発生したとの連絡があり、困惑しています。
契約前の条件は、上水道は完備している、売主負担… [続きを読む]
94aさん (埼玉県/36歳/男性)
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