対象:体の不調・各部の痛み
塩野 健二
薬剤師
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左肋骨の痛み
こんにちは。
誠心堂薬局の船橋北口店の店長の塩野といいます。
原因がわからない痛みというのは不安でつらいものですね。
私どもの薬局にも、病院で原因が分からない症状でお悩みの方がご相談にいらっしゃいます。
生活のリズムの崩れが原因だとすると
暴飲暴食・・中医学では飲食不節といい、食べる時間が不規則だったり食べる量が多かったりする事によって「脾」(胃腸の事を指します)の働きが弱くなります。それによって食物から得た栄養を身体の隅々まで運べなくなってしまいます。それによって身体の中に痰湿(余分な水分とお考えください)がたまり、腹部周辺の痛みだけでなく、重だるい症状やお腹の張り、腐敗臭の曖気(ゲップのこと)が出たりします。
寝不足・・・多くは悩みがあるなどで引き起こされますが、飲食不節でも起こる事があります。それにより身体の陰血が不足してしまいます。
暴飲暴食や寝不足がストレスによって引き起こされたものだとすると、ストレスにより「肝」が弱り、気が滞って胸脇苦満という胸から脇(季肋下)にかけて充満した状態があり、押さえると抵抗と圧痛を訴える状態になることがあります。
こういった方は、女性であれば、生理不順や生理前のイライラ、胸の張りを訴える方も多いです。
記載された情報だけでは判断付きかねますが、asrosaさんの症状はこちらが一番近いように思えます。
暴飲暴食はもとより、普段からストレスをため込まないようにする事が大事かと思います。
休みの日に好きな事をしたり、身体を動かすこと、食事では香味野菜、酸味のあるものや酢の物などもお勧めです。
そういった普段の養生を心がけてみても症状改善しないようでしたら一度お近くの漢方相談薬局などに行かれてみてはいかがでしょうか?
長い文章で読みづらい事もあるかもしれませんがご了承ください。
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