対象:住宅設計・構造
中郷 洋次
建築家
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優先順位の問題ですね。
2012/03/21 19:23
兵庫県の設計事務所イフラヴァの中郷と申します。
露出か隠蔽かは、正直迷う場面も出てきます。
皆さんおかきのように、露出のメリットはメンテナンスが容易であるということ。
隠蔽のメリットは、外部に現れないということ。
ただし、隠蔽配管の場合、そのルートも重要な要素です。
見た目ばかり気にして、無理やり排水ルートを作ると、
シリアスなドラマを見ている時に、天井裏で排水音がしたりということがあります。
また、汚水と雑俳水をまとめるという方法は、最近、コスト面でよく採用される方法で、
デメリットは、夏場にあまり洗面(手洗い)を使わないと、
トラップの水がなくなり、汚水の匂いが上がってくることがあります。
このことをあまり説明しない設計さんや設備屋さんが多いですが、
実際、結構な割合あります。
ただし、汚水と雑俳水を別ルートで設置するわけですから、
単純に費用も倍かかるということになるので、
ここは優先順位の見極めが必要かと思います。
ご参考までに。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
設備排水に関して
小松原 敬(建築家)
2012/02/07 12:39
それぞれのメリット、デメリット
富樫 孝幸(建築家)
2012/02/07 13:34
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