対象:新築工事・施工
施工法で要求せず性能で要求されてはいかがでしょう。
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大阪で設計事務所をしています。
施工法や仕上げ材料は全て一長一短があります。家造りの極意は色々な材料や工法を組み合わせて、長所を引き出し、短所を補うところにあります。
また住宅の性能は耐震性能や温熱性能・遮音性能と云った数値ではっきり表せる部分と、心地よさ・快適性と云った数値で表せない部分が混在します。
少なくとも数値で表せる部分については、性能を数値で要求するのが良いでしょう。限られた予算内で建築主の示す要求を色々な工法・材料の組み合わせで実現させるのが、工務店さんの腕の見せ所かと思います。
要求する性能ですが、住宅性能表示制度と云うものがあります。耐震性能や防火性能・温熱性能と云った数値で表現出来る性能を等級として素人でも簡単に把握できる様な基準が出来ています。
http://www.jin.ne.jp/oado/sinouhyouji1.html
一度勉強されて、これ位の性能が欲しいと要求すべきかと思います。
工務店さんにしても、具体的に数値で要求してもらった方が意思の疎通が図れて好都合かと思います。
評価・お礼
ばんしぇ さん
2012/01/07 09:56
丁寧な回答、ありがとうございました。
ご紹介いただいたページを見てみました。
具体的な数字で見れるようになると、違いますね。
浅い知識で口を出そうとしても話があまり進みませんが、自分でも勉強して深い話ができるようにしたいと思います。
ありがとうございました。
回答専門家
- 福味 健治
- ( 大阪府 / 建築家 )
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
家の新築を計画中です。
うちの場合は予算がかなり少ないため、工務店でどうにか予算内でおさめるためにいろいろ考えてくれています。
なので、わがままは言えませんが、実際のところどうな… [続きを読む]
ばんしぇさん (岩手県/38歳/女性)
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