対象:新築工事・施工
恩田 耕爾
建築家
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基礎と屋根
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- 4.0
- )
「ベタ基礎」は最近多いです。
地面に全面的にコンクリートを打つので
地面からの湿気が上がってきにくいです。
「布基礎」の場合は基礎の根太部分にコンクリートを
打ち、他の部分は土のままなので地面からの湿気が
あがりやすいです。
建築基準法では布基礎のばあいは床は地面から45cm以上とし
地面と床との間に湿気抜きの換気口を設けるように決められています。
構造的にはどちらでも同じ性能と思います。
金属屋根は軽いので地震対策には都合がよく
耐震改修では瓦屋根から金属屋根に変えるところが
多いです。
雪国ですと15年、20年の耐候正をもつ金属屋根の
寿命は短くなるかも知れません。
屋根の雪かきをして金属の塗装面が傷む場合も懸念されます。
金属屋根もピンからキリまであり、安いか高いかわかりません。
金属屋根の場合、雨の音が気になる場合がありますので、
工務店さんに相談されると良いと思います。
こちら神奈川の一人事務所です。
よい家が出来るよう祈願します。
評価・お礼
ばんしぇ さん
2012/01/07 10:04
丁寧な回答、ありがとうございます。
なるほど、何のどこを確認すればいいのかがわかりました。
屋根も、鉄板がどうということではなく、そのなかでもどのようなものなのかということと、雨の音や耐久性のことなどを今度具体的に聞いてみます。
わかりやすいお返事、ありがとうございました。
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この回答の相談
家の新築を計画中です。
うちの場合は予算がかなり少ないため、工務店でどうにか予算内でおさめるためにいろいろ考えてくれています。
なので、わがままは言えませんが、実際のところどうな… [続きを読む]
ばんしぇさん (岩手県/38歳/女性)
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