基本的なこと

高知の独立系ＦＰ石川です。

少し相談者様からの既契約の情報が少ないので、一般論をご説明します。

お二人とも働いてらっしゃるので、医療保険に加入されるのは特に問題ございません。
お入りの保険はいい内容のものですし、おそらく入院日額１００００円にご加入ではないでしょうか？

次に死亡保障です。

ご主人が収入保障１２万円で、奥様も１２万円と仮定してよいのでしょうか？

お二人の収入の割合がわからないので、なんとも言いがたいのですが、お子様の予定がないとのことですので、収入保障がいるかどうかとも考えます。

なぜなら、現状で仮にどちらかがなくなった場合、ご自分の生活費を自分で稼げるならば、収入保障は不要です。

住宅ローンの債務もないならば、どこに死亡保障の必要ラインを持っていけばよいでしょうか？

どちらかが亡くなっても、ある一定期間生活できるお金でいい、と考えるならば、終身保険や長期定期で１０００万円ほどかけてみて、お二人が年金をもらうような年になったら解約して現金化するという考え方も提案できます。

その視点ならばお二人で年金商品に加入し（１０年確定）、年金を受け取り始めてから亡くなっても１０年分は相手方に渡すことができるので、ある意味相続財産を作ることと同じといえます。

そう考えると、まず、
1　万一の際、相手に対しどういう形でお金を残したいのか？
2　それを保険でするのかしないのか？
3　仮に保険でする場合、どういう価値観を保険内容に反映させるか？
4　それらをいかに合理的に組み立てるか？

という流れで行えば、自然とお二人の求める「保険のかたち」が出来上がると思いますがいかがでしょうか？

テクニカルな話をすれば、収入保障は同じ金額でも他の保険会社が安いですよ、といえますが、どう生きたいかのアウトラインを専門家であるＦＰとお話し合いいただければと思います。

私でよければご相談ください。

お住まいの神奈川にもいいＦＰはいると思いますので、ご相談さえてもいいかと思います。

以上、少しでも参考になれば幸いです。

石川　智