対象:住宅設計・構造
耐震等級
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横浜の設計事務所です。
耐震等級とは、構造壁にカウントされる筋交や合板の入った壁の総量で決まります。
基準法レベルを耐震等級1として判断します。
(関東大震災レベルで被害は受けても倒壊はしないとされるレベル)
基準法の壁量の1.25倍の壁量を耐震等級2、1.5倍を耐震等級3とします。
この場合の壁量は、X方向・Y方向の両方がそれそれ必要で、壁の配置バランスも
重要な要素です。
等級は高いにこしたことはありませんが、1箇所増やしてギリギリ2級前後ということは
実際上はあまり変わらないので「お墨付き」の問題だと思います。
2級のお墨付きで保険の割引や固定資産税の軽減などがあれば、お墨付きの価値はあると思います。
将来、売るということがあればそれで条件も変わるかも知れません。
ただ、フルオープンという毎日の住まい勝手を優先したいならば、多少の優遇措置より
そちらを取るという選択はありだと思います。
<あーす・わーくす http://office-ew.com>
評価・お礼
soraoto さん
2011/11/14 23:01
とてもわかりやすいご回答をいただきありがとうございました。
等級は変わらないが、2等級に近い強度にできると言われた意味がわかりました。2等級という響きだけで安心な感じがしていましたが、それだけにこだわりすぎず何を優先すべきかしっかり検討していこうと思います。
本当にありがとうございました。
回答専門家
- 小松原 敬
- ( 神奈川県 / 建築家 )
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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