対象:住宅資金・住宅ローン
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渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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変動金利住宅ローン選択時の金利上昇と返済額について
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sonaeruさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『仮に金利が毎年5%ずつ上昇したば合いでも、
返済額はそれほど大きく変動しないと考えてよいのでしょうか?』
につきまして、
sonaeruさんがご記入されているとおり、
返済額を5年間据え置きとした場合、
例え金利が上昇していったとしても、
5年間は返済額が増える心配はありません。
sonaeruさんmご記入されているとおり、
金利が上昇する局面では、
1.25%ルールが適用されますので、
例え、ローン金利が5%ずつ上昇していっても、
毎月の返済額は変わりませんが、
5%と1.25%との差としての3.75%につきましては、
決して、免除されるという訳ではなく、
再計算されて、
借り入れ元本に充当されることになります。
その結果、金利が上昇する局面では、
幾ら返済していっても、
思うように元本が減っていかない事態も考えられます。
よって、変動金利や短期固定金利を選択する場合、
ローンの更新が頻繁に行われますので、
毎年のように繰り上げ返済を行うことが可能で、
早期完済ができる方に向いているローン商品となります。
もし、繰り上げ返済につきまして、
3年に一回程度ということでしたら、
早期完済というわけには行きませんので、
多少ローン金利が高くなってしまっても、
フラット35sなど、
長期固定金利で住宅ローンを組むことで、
返済の途中からローン金利が上がってしまい、
毎月の返済額が増えてしまう心配がありませんので、
将来のマネープランが立てやすくなります。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/
評価・お礼
sonaeru さん
2011/10/19 12:20
大変に遅い御礼となりまして申し訳ございませんでした。
金利の上昇に伴う返済額の上昇は、総額という形で常に反映され続けているのですね、大きな勘違いをしておりました、本当にありがとうございます!!大変分かりやすくよく理解できました。
渡辺 行雄
2011/10/19 13:34
sonaeruさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからもマネーに関することで、
分からないことがありましたら、ご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄
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この回答の相談
変動金利型の住宅ローン商品を選択した際の、金利上昇と返済額についてご質問です。
変動金利の場合、金利の見直しは半年ごと、返済額の見直しは5年ごと、その際の金額は直… [続きを読む]
sonaeruさん (神奈川県/28歳/男性)
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