対象:住宅資金・住宅ローン
回答数: 4件
回答数: 3件
回答数: 2件
いくつかのハードルがあり難しいと思います。
- (
- 5.0
- )
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
住宅ローンは、原則として自己居住用の不動産に対する融資です。
持ち家政策を推進している日本国としては、
金利が低く設定されています。
住宅ローンの金利で不動産投資ができればと
考える方がいらっしゃいますが、
「現状100%収益物件」で住宅ローンを活用することは
難しいと思われます。
まず、住宅ローンの対象とするには、
謄本の表題部での建物の種類を「居宅」等にしなければなりません。
中古アパートの場合、種類が「共同住宅」になっている思われます。
表題部の変更は、土地家屋調査士に依頼をします。
原則として、「居宅」に変更するには、当然、実態として
共同住宅ではなくて「居宅」となっていなければなりません。
仮に土地家屋調査士がその依頼を受けたとしても、
登記官が現場を確認した際に、実態が共同住宅であれば
「居宅」への変更は否認される可能性が高いと思います。
「居宅」等にならなければ、金融機関は住宅ローンの融資を行いません。
また、仮に謄本について「居宅」への変更ができたとしても、
金融機関へ間取り図を提出した際にその説明をしなければなりません。
特殊な間取りとなるので、おそらくそのタイミングで
金融機関の担当者は現地を確認しに行くと思います。
そこで、賃貸にでているのが分かると
住宅ローンでの融資はできなくなります。
仮に、アパートの半分が空き室であれば、
リフォームの見積もり等を提出して、
金融機関を説得する方法があるかもしれません。
しかし、現状で100%収益物件であれば、
住宅ローンを使用することは無理だと思います。
少しでもお役に立てれば幸いです。
評価・お礼
32clubman さん
2011/05/26 19:48
アドバイスありがとうございました。
やはり現状収益物件では住宅ローンは厳しいようですね。
立ち退きのコストを考えると新築を含めてもう一度検討してみます。
ありがとうございました。
回答専門家
- 真山 英二
- ( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
(現在のポイント:8pt)
この回答の相談
賃貸併用住宅を検討しています。
現状が100%収益物件である中古アパートを購入し、自宅として使用する部分を50%以上とするリフォームを考えています。
その場合、住宅ローンとして融資して… [続きを読む]
32clubmanさん (東京都/28歳/男性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A