対象:インプラント・歯科口腔外科
顎変形症治療について
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初めまして、青山骨董通り矯正歯科の東海林 貴大(しょうじ たかひろ)と申します。
顎変形症の診断を受けて治療をするとのことで大変ですね。
ただ、顎変形症で治療をされた方は術後に劇的にかみ合わせ、と審美性がよくなるので頑張ってください。
手術の方法はほとんどの口腔外科では下顎枝矢状分割法というものを行っています。
下顎を縦に割って、出ている側の骨片を後退させてプレートで固定するというものです。
保険の適応になっている処置ですので病院によって行い方が違うということはほとんどありません。
個人的にはあまりセカンドオピニオンの意味はないかなと思いますが、気になるようでしたら、複数の病院を周って、信頼ができると思った先生に治療をうけたら良いのではないでしょうか?
手術自体は
全身麻酔での手術で2週間程度は入院が必要です。
そして、術後は数か月の腫れがあり、大変です。
しかし、昔に比べると入院期間や顎間固定の期間も短くなっています。
そして、実績のある方法ですのでご安心ください。
手術を受けた患者さんも術後はとても大変ですが
日に日によくなっていくのでがんばれるし治療をして良かったと話しています。
一生の歯並び、かみ合わせですので、くねェ~ク様も頑張ってください。
・補足について
顎関節症と顎変形症は違います。
簡単に言うと
顎関節症はあごの運動時の異常。
(口が開かなくなったり、開けるときに痛みがある、顎の音がする。)
顎変形症はあごの形や大きさの異常。
(あごの大きさ形態、位置、非対称など)
顎変形症の方が顎関節症を起こすこともあります。
ただ、顎関節症の症状の内、あごが鳴るというのは機能的には問題がなく、
治療を行っても再発してしまうので、今ではあごが鳴るという症状、
単独では治療の適応となっていません。
顎関節症はあくまで口が開かなかったり痛みがあるときが治療の適応です。
評価・お礼
くねェ~ク さん
2011/02/14 00:34
返信が遅くなってすいません。
話を聞く限り、セカンドオピニオンをしても、金が無駄に無くなるだけのような気がするので、最初に受診した病院で診てもらおうと思います。
話を聞いて安心できましたし...
この度はどうもありがとうございました。
回答専門家
- 東海林 貴大
- ( 東京都 / 歯科医師 )
- 医療法人社団渋谷矯正歯科 院長
見えない裏側矯正の専門家
歯並びやかみ合わせに悩まれている患者さんのために誰にも気がつかれずにきれいになることができる裏側矯正の臨床に日々取り組んでいます。モットーは「つねに患者さん目線で診療すること」すこしでもたくさんの患者さんを幸せにするために頑張ります。
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