川野 なおこ
しつけインストラクター
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他人をどう信じさせるか?
他人に何処を触られても、噛み付かないようにするという高度なレベルまで望み、その為のトレーニングにパワーをかけるより、
他人が傍に居ても他人が犬を凝視しても恐くないよ、
飼い主さんが傍に居れば大丈夫だよ。という
飼い主さんと愛犬との信頼関係を作る事にパワーをかけてトレーニングを積んでゆけば、
自分(犬)の判断で他人に攻撃しようとは思わなくなってきます。
今は自分の身を自分で守らなければという本能が全面に出てしまっている状態なのでしょうから。
以前、トレーニングしていたドーベルマンの子で、
社会化不足で他人が苦手だったけど、攻撃するまでには至らなかった子が、ある日、通りすがりの人に急に無理矢理触られて、その時飼い主さんは、自分の犬が人が苦手と知りながら、なんとなく断りきれなく触らせてしまった事がきっかけで、それ以来、人を見ると先制攻撃で吠えかかりに行くようになってしまった子が居ます。
犬は「飼い主さんは自分を守りきれない、自分で自分の身を守らなくては」と思ってしまったのかもしれません。
他人に慣れる慣れないの問題ではなく、
リードを持っている人(飼い主さん)との信頼関係の問題なのかもしれません。
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4ヶ月前に、3才の犬を引き取りました。雑種で16kg、細みで100cmくらいとかなり大きく力も強いです。
野良犬→5ヶ月間は飼い主さんがいましたが、手に負えないということで里親募集を出していました。父と… [続きを読む]
さはらさん (岐阜県/25歳/女性)
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