対象:インテリアコーディネート
島崎 義治
建築家
5
色よりも、、、
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インテリアにはまりそうな、そんな楽しげな雰囲気が感じられ、つい一緒に考えてしまいました。こだわりが出てこられたとのこと、とてもいいことですね。もっとこだわっていただければ、と思います。
画像はルイスバラガンという有名な建築家の自邸です。濃いめの硬そうな床材、白の壁と天井は、こんな雰囲気かなぁと想像しながら少し述べさせていただきます。
とてもいい材料を選択されましたね!
(ただ、朝日ウッドテックのライブナチュラル、ブラックチェリーはたぶん、合板の上に薄い木を貼ってある材料ではないでしょうか?少し、気になりました。少し増額になりますが無垢材に変えられることをお勧めします。耐久年数が変わってくると思います。)
ブラックチェリーの少し硬い感じの床は、やわらかなヒノキやちょっと粗いナラやパインとは違い、とても品のある清楚な感じがすることでしょう。
むしろ、色よりも、椅子やテーブルの雰囲気が大切です。特に脚の太さや板の厚みなどがあまりごついものだと合わないような気がします。写真のものは床と同じような同じ材質でちょっとスレンダーな感じさえするものです。
また、全体が白だとすると写真のように整いすぎてしまいますので、すこし、色味のある部分があってもいいと思います。テーブルクロスや壁掛け、敷物などで工夫することもできますし、キッチンの扉に色を使うこともいいかもしれません。カーテンは面積が大きいので無難な方(無地や白など、、、ただ、同じ色でもレースにするかもう少し粗い織物にするかで変わってきます。)がいいかもしれません。
ぜひ、家具はそのような観点でも探してくださいね。
そして、照明器具のことも考えてください。ダークチェリーと白のインテリアに合うシンプルで暖かさのあるものが必ずありますのでぜひ、見つけてください。フロアスタンドなんかもお勧めです。
迷われたら、ダークチェリーのサンプルをいただいておいて、いつも見比べながら決めていかれるといいと思います。
ぜひ、いいお住まいになることを期待しております。
評価・お礼
urara54 さん
2010/11/29 22:40
こんなに早く回答していただき、ありがとうございました。
素敵な写真もありがとうございます。実は、もっと薄い色にすれば、いや、これでよかったんだ、と葛藤する日々でしたので(^^;美しい写真を見て、夢が膨らみます。
色のことばかり考えていて、形のことは全く頭にありませんでした。
もっと多角的に考える必要がありますね。奥が深いですね。
まずは今まで読んだ事の無いインテリア雑誌を買いに行こうと思います(^^)
ありがとうございました!!
島崎 義治
2010/11/29 23:51
丁寧なご返事と評価ありがとうございます。何より、ご提示したイメージ写真を気に入っていただき大変うれしいです。この雰囲気を気に入っていただいたようですのでもう少し踏み込んで述べさせていただきます。
色彩計画というのはベースカラーやシンボルカラーを決めることで大きな方向性が決まります。ブラックチェリーがシンボルカラー、白い壁がベースカラーと言えるでしょう。面積も大きいのでこの二つがインテリアを決定します。悩まれていますが、実はもうその方向性は決まっていると言っていいと思います。そして、とてもいい選択をされました。ブラックチェリーは時間がたつにつれてもっと赤みを帯びてくるでしょう。もっと濃くなります。それが木のいいところです。
できるだけこの2色に合わせていった方がいいと感じます。写真を見て家具は床材に合わせた方がいいか、壁の白に合わせた方がいいかをご判断ください。白にするならフリッツハンセンやイームズなどのミッドセンチュリーのモダンな家具が合いそうです。ただ、床に合わせる方が落ちついていいかもしれません。うまくまとまる確率が高いです。
あとはサブカラーやアクセントカラーを適宜配色すればいいと思います。それらは面積は少ない方がシンボルカラーやベースカラーをディスターブしなくて品良くまとめられます。しかし少しはあった方がいいと思います。これらは小さいもので、でも大胆な色使いをしてもいいと思います。私が担当建築家ならばどんどんご提案しますが、ダイワハウスのインテリアコーディネーターにご相談されてもいいと思います。
とてもいいデザインになると思います。ぜひ、がんばってください。
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この回答の相談
はじめまして。
リビングダイニングの家具とカーテンの色に迷っているので、アドヴァイスをお願いいたします。
現在、ダイワハウスで新築中です。
色決めなどは終… [続きを読む]
urara54さん (鳥取県/33歳/女性)
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