対象:住宅資金・住宅ローン
注文住宅を建てる場合のフラット35(s)について
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ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
フラット35のつなぎ融資に関しては、
その条件およびそれにかかる諸経費が大きくことなります。
例えば、つなぎ融資に対する保証料、事務手数料、
抵当権の設定の有無、つなぎ融資に対する団信保険料等々。
また、融資のタイミングも重要となってきます。
具体的にどの金融機関が良いかについては
本人の属性等も関わってくるのでここでは判断できません。
参考までに、弊社では、土地を先行して購入し
注文住宅を建築する場合、りそな銀行の
すまい・るパッケージを活用することがよくあります。
銀行融資部分で土地を購入し、
建物部分をフラット35(s)で対応します。
つなぎ融資自体が発生しないこと、および、
融資のタイミングが取りやすいのが特徴です。
フラット35では、各種諸経費等は融資対象となりません。
ただ、注文住宅の建物金額については、
建物請負契約書に記載された金額が建物本体価格となります。
実務的な対応としては、設計管理費用、外構費用、各種申請料等も
すべて請負契約の中に含めてしまい、その合計金額で
建物請負契約を結ぶことにより、フラット35の融資対象と
してしまうことが可能です。
また参考までに、借換においては、通常のフラット35のみが可能で、
フラット35sを使用することはできません。
太陽光発電等のエコ対応は、まだまだ発展途中の設備、制度となっております。
想定の使用期間中で、経済的な元をとれるのかどうかについては、
現状の使用状況等を良く吟味して検討してみてください。
少しでもお役に立てれば幸いです。
評価・お礼
sossoo1122 さん
2010/11/19 21:34
フラット35Sでも設計管理費用、外構費用、各種申請料等をすべて請負契約の中に含めてしまい、建築請負契約をすることが可能なのですね。希望が見えてきました。
引越し費用や融資手数料など、どうしてもフラット35Sのローンに組み込めなそうなものは手持ちの資金で対応していこうかと思います。
ありがとうございます。
回答専門家
- 真山 英二
- ( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
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この回答の相談
現在、設計事務所で注文住宅建築を考えております。
建築事務所へはこれから相談に行こうとしている段階なのですが、自己資金が300万程度で親からの贈与は今のところ考えていな… [続きを読む]
sossoo1122さん (神奈川県/31歳/男性)
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