対象:住宅設計・構造
許容の範囲内と考えられます
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いろいろな理由で柱の太さを変えることがあります。
この場合は、105角を土台の芯で合わせるか外面で合わせるかによって
違いますが、大概は外面合わせでしょう。(土台は120角だと思いますので)
この場合、12.5mmの石膏ボードを貼った場合に隅柱の部分でちょこっとだけ
角が顔を出します。(計算上は2.5mm)
ここだけナナメにカンナで削る手もありますが、角がナナメになってしまうし手間がかかります。
それで石膏ボード部分が入るようにプレカット段階で四角くしゃくります。(計算上は15mmづつ)
面積計算すると1.56%です。さほどの大きさではありません。
隅柱は二方向から梁が刺さっていてその部分の断面欠損ははるかに大きいです。
ということで、その程度だったら許容範囲です。
梁部分の断面欠損にそれまで加わるのはいやだ、というのであれば芯合わせにする手はあります。
ただし、外部の構造用合板を貼るときに隅柱が飛び出すので受材をつけなければいけません。
さらに、土台と105角の柱にも段差ができるのでここも受材が必要になります。
コストアップの要因になりますし、構造的にはかなり注意を払う必要があります。
柱の大きさが変わると面倒な手間が増えるのでできるだけ単純な方法でやるほうが
ミスが少なくていいのではないかと思います。
評価・お礼
haka さん
2010/10/09 00:00
回答ありがとうございました。
施工会社の方から説明された時はよく分らなかったのですが、
とてもよく分りました。
また何かありましたら宜しくお願い致します。
回答専門家
- 小松原 敬
- ( 神奈川県 / 建築家 )
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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