対象:一般歯科・歯の治療
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渡邉 征男
歯科医師
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むし歯について
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はじめまして。千葉で開業しています渡邉と申します。
回答させて頂きます。
白い詰め物の周りという表現ですが、おそらくレジンと呼ばれるものか何らかのセメントが詰めてあると思われます。10年以上前ということですので、詰め物と歯の境目に段差が出来てきたり、わずかなクラック(ひび)などで境界部に色がついたり、ごく浅いむし歯になっているかもしれません。いずれにせよ診なければはっきりした事は言えませんが、今まで特に指摘されていないのであれば経過観察で良い気がします。心配なようでしたらかかりつけの歯科医師に念のため確認の説明を受けたらいかがでしょうか?
余談ですが、むし歯の診断基準は歯科医師によって多少ばらつきがあります。A歯科医師は「削る」という判断、B歯科医師は「経過観察」の判断。
以上のように浅いむし歯や歯と歯の間のむし歯、詰め物の下のむし歯などは判断に迷うケースが多いのも事実です。
日本では昔からC1 C2 C3 C4と簡単に(4段階)むし歯の深さの分類をしていましたが、最近ではICDAS(アイシーダスと読みます)などのむし歯の分類がもっと初期の段階で細かくコード化した統一基準などもできてきて運用され始めています。ICDASはコード0からコード6の7段階です。
C1とC2のレベルで7段階の区別があります。実はむし歯の分類って以外に奥が深いものなのです。
また、青っぽい物ですが、むし歯で深くなった部分に詰め物を詰めて、神経を保護したり、形態を整えたりする(裏層という方法)時の材料で青いタイプのグラスアイオノマーセメントか何かではないでしょうか?確定的な事は言えませんが、白いものではなく青くすることで歯との境界がわかりやすいのであえて使用しているのだと思います。
これもかかりつけの歯科医師に確認してもよいかもしれません。
以上だらだらと申し訳ございませんが回答とさせて頂きます。
失礼致します。
評価・お礼
ままぷ さん
2010/09/29 22:30
回答ありがとうございます。
かかりつけの先生に聞いてみようと思います。
青色のものは虫歯が深かったと聞いていたので
>むし歯で深くなった部分に詰め物を詰めて、神経を保護したり、形態を整えたりする(裏層という方法)時の材料
なのかもしれません。
解説大変わかりやすかったです。
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この回答の相談
昔(多分10年以上前)治療した奥歯の白い詰め物の周りに点々と黒い虫歯のようなものがあります。
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ままぷさん (神奈川県/34歳/女性)
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