散歩について
犬は結果的にいいことが起きた行動、嫌なことがなくなった行動を高めます。
歩かないと抱いてくれる、声をかけてくれるなど、いいことが起きれば、立ち止まる行動を高めます。
外が恐いと感じている犬の場合は、動けばより恐い状況に陥る、動かなければそのより恐い状況に入り込むことを回避できる、そう考え動かなくなります。
また、犬はいいことがなくなる行動、嫌なことが起きる行動を低めます。家が唯一の安心できる場所であれば、そこから離れる行動は取らなくなるし、外が嫌いであれば外にでる(散歩)ことを嫌がります。飼い主についていくと嫌なことが起きる、そう考えて動かないのかも知れません。
昨年の秋から急にということであれば、飼い主にはわからない何か外で恐い体験をしたのかも知れません。
ちなみに、去勢はしているのでしょうか?
もし未去勢で、散歩中のマーキング・排泄を一切しないのであれば、かなりの恐がりであることが想像できます。
いずれにしても、多くは社会性、及び飼い主との信頼関係を高めることが根本的解決になります。
そのためには、しつけ教室などに通われて、その方法を飼い主自身が学ぶことです。
当面は無理に歩かせないことです。フードが食べられる(食事は全て家の外であげることです)、おもちゃで遊べる、すなわち平常心でいられる場所を、家の周りにたくさん作ることです。おもちゃで遊べる場所であれば、半径1〜2メーター以内は歩けるはずです。
そうしたポイントがいくつも出来れば、そのポイントを結ぶように歩けるようになるはずです。
補足
散歩がそもそも嫌いなのでしょうから、無理に歩かせることは、より散歩を嫌いにしてしまいます。
お住まいは東京のようですから、ぜひ一度Can ! Do ! にお越し下さい。
Can ! Do ! では、各スクールでそれぞれ月2回ほど、家庭犬のためのしつけ方のセミナー(有料)」を実施しています。まずはそれに参加なされるこいとをお勧めいたします。
セミナーのスケジュールは
http://www.petcom.jp/event.html
にアップしています。
至近のセミナーは成城本校で明日の土曜(6月30日)午後5時から開催されます。
※Can ! Do ! のテキストでも使用する拙書「犬は知的にしつける」
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もぜひご一読下さい。外の慣らし方は、157ページ〜に詳しく記しています。
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