老犬の破壊行為
2016/06/19 12:24うちには10歳になる犬(雑種)がいます。
5年ぐらい前に新しい家に引っ越したのですが最初の1,2年は何事もなかったのですが最近破壊行為を繰り返すようになってしまいました。
最初は勝手口に繋いでいつでも外に出てトイレに行けるようにしていたのですが急に手の届く範囲のものをぐちゃぐちゃにしたりしてゴミ袋や段ボールを破壊しはじめました。ある日には家に帰ると勝手口の横のボイラーに何故か仰向けの状態で挟まっていてレスキューを呼んで大事になってしまったのでこんどは洗面台とリビングの間の通路に繋ぎました。
しかしまたしばらくすると台所をめちゃくちゃにしたり、寝室に入ってきては服を掛けている棚を倒したりそこに紐が絡まって身動きが取れなくなっていたりそこで排便をするようになってしまいました。
さらには寝室とリビングを仕切っているガラス戸の下半分を木の枠ごと粉々にしてしまいました。
その後から部屋につっかい棒をしてその問題は解決したのですが次に洗面台のドアの一枚を木枠ごと破壊し、最終的には柔らかい素材で出来たの壁をボロボロにしてしまいコンクリートがむき出しの状態になってしまいました。
なので最近は二階の部屋の前にいたのですが、またドアを半分破壊してしまいました。
最初のころは山の上なので風が結構強かったりするのでそれが怖かったりするのかなーと思っていたのですが風のない日にも暴れているのでよく分かりません。
運動不足なのかと思い毎朝散歩にも行くようにしているのですが意味がありませんでした。
実は去年睾丸に腫瘍が出き、去勢をしたのですがそれから更に破壊行為がエスカレートしたように思えます。なにか関係があるのでしょうか?
または、別の病気の可能性はあるのでしょうか?
爪で引っ掻いたりの被害か大きいので犬用靴下を着けてみようかと思うのですが意味はあるでしょうか?
あつねこさん ( 広島県 / 男性 / 18歳 )
回答:1件
RE:老犬の破壊行動
ペット行動コンサルタントSENDAの問題行動専門獣医 千田純子です。
若い頃はなかった問題行動が突然ひどくなってきた場合は、まずは病気が隠れていないか健康診断をすることが必要だと思います。腫瘍だけでなく、ホルモン性の疾患や、ヘルニアなどの痛みを伴う疾患なども鑑別診断をする必要があります。
体に痛みや違和感があると、不安傾向が強くなって、その場所を逃げ出そうと躍起になって破壊行動を起こすことがあります。一般的な健康診断だけでなく、レントゲンや、脳腫瘍などの検査などもして、問題行動専門の獣医師の診断を受けることをお勧めします。
爪でひっかくのであれば、爪切りをこまめにして、爪が伸びないようにすることも大切ですね。
回答専門家
- 千田 純子
- (千葉県 / 獣医)
- ペット行動コンサルタントSENDA
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。
ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、グループトレーニングを行っています。当しつけ教室の卒業生には、老人福祉施設や病院、緩和ケア病棟でセラピー犬として活躍しているワンちゃん達もいます。
千田 純子が提供する商品・サービス
愛犬や愛猫を理解し、困った行動を改善するお手伝いをしていきます。
犬や猫の行動にお困りの飼い主さんにアドバイスしています。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング