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対象:新築工事・施工

森 賢一

森 賢一
建築プロデューサー

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石膏ボードと耐震性に因果関係は無いと思われますが・・

2010/07/04 16:44
(
5.0
)

こんにちは、
相談内容を拝見しますと、石膏ボードを部分的に切り取って、またその場所に張りなおした、とあります。その際、ボード受け横桟を追加されたようですが、この横桟は構造補強の意味を持つものではありません。つまり、部分的に張り替えようが1枚そっくり張り替えようが耐震性能に影響を及ぼすものではないのです。
文面から詳しいことはわかりませんが、それよりも水につかった程度の方が気になります。
床や壁の断熱はどうなったのでしょうか。床の合板は大丈夫だったのでしょうか。
本当の意味での専門家に一度相談されることをお勧めします。

耐震性
断熱

評価・お礼

agehaletter さん

早急なお返事ありがとうございます。

新しい見解で驚きました。

「石膏ボードを部分的に切り取って、またその場所に張りなおした」ご指摘の通りの状態です。

施工主側の見解では、ご指摘の「ボード受け横桟」に当たる部分の他に、もう1本「補強」として、横に板を渡しており、木材で補強してあるので、耐震には問題がないという見解でした。これに対して、他機関は、「補強」でバランスが悪くなりうるという見解でした。

森 賢一

森 賢一

agehaletterさんにもう一度申し上げます。通常の木造住宅で壁補強は筋交いのことを指します。伝統工法にある貫ならばある程度の水平力負担が可能ですが、軸組み工法(通常工法)で横桟(胴ぶち)にその能力はありません。それよりも水に浸かった(濡れた)対策のために行われた行為ですので、そちらの検証を専門的に行われる方が大切なことではないでしょうか。

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