対象:住宅設計・構造
森岡 篤
建築家
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床組無くても問題なし
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so1007さんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡と申します。
建物の構造耐力の検討は、簡単に言うと、
・自重や建物に載る、重量に対する検討
・地震や風など、横からの力に対する検討
の2種類を行い、どの状態でも安全であることを確認します。
1階の床組は、その床に載せられる物を支えるだけなので、床組がある、あるいは鋼製束などで床を支えるかは、上部骨組の耐力には影響しません。
もちろん、上部の柱、梁、筋かい、屋根パネル、基礎など、全ての構造体は、構造耐力に影響し、各部材は、必要な耐力が必要です。
現在の確認申請制度では、木造平屋(2階建て以下)の木造は4号建物と言って、建築士の申請は特例で、構造チェックは事実上ノーチェックなので、確認申請でのチェックという意味では、気になるところですね。
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評価・お礼
so1007 さん
ご回答有難うございます。
行政はノーチェックなんですね。住まいの時もそうでした。
工務店からはノーチェックだからといってしなくて良いものではないと聞いていますので
その点については安心しております。
専門的なご指摘有難う御座いました。
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この回答の相談
ご教授のほど宜しくお願い致します。
現在、自宅の敷地内に木造平屋(4.5m×6.0m)の倉庫を、自宅とは別に増築しようと計画しており、工務店に提案してもらっている段階です。
建物の概要は下… [続きを読む]
so1007さん (埼玉県/34歳/男性)
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