- 別所 諒
- ビジョン・コンサルティング 別所諒 主宰
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:営業
- 水内 終一也
- (経営コンサルタント)
- 本森 幸次
- (ファイナンシャルプランナー)
From 茅ヶ崎カフェ:別所諒
本の読み方というのは目的によって2種類あると思う。
1:情報を得る
2:著者の思想を学ぶ
情報を得る場合は、最初から丁寧に読む必要はない。本の構成というのはパターンがあり、前段、メイン、クロージングとなるので、必要な情報はたいてい中ほどに書かれている。
特にノウハウ本は実行することが優先なので、必要箇所を読んで実際に試してみる方がいい。で、うまくいかなかったら、本を辞書代わりにして確認に使う。情報を得たいなら、速読でも飛ばし読みでもいいと思う。
本を丁寧に読んだ方はいいと思うのは、思想を学びたい時だ。
活字だけでなく、行間を読む必要があるので、時間もかかる。
というような話をすると、納得される方もいるかもしれないが、
「行間を読む」とはどういうことか?
わかっているようで難しい。
以前にも話したと思うが、行間を読むとは、著者を読むということである。
なぜ、その人物はその思想に至ったのか?
偉人の場合は、本人の著書だけでなく、評伝を読むことで、「行間」を補うことができる。
問題は、現在現役で活躍されている著者の場合は、評伝がないということである。
現役バリバリの著者の行間を読む方法は、
出版された順にすべての本を読むということをおすすめする。ポイントは出版された順に読むということ。そうすれば、著者の思考の変遷が頭の中にすっぽり落ちる。
情報過多の時代だから、頭に入れる情報は取捨選択が必要になる。雑多な知識は迷いを生むことがある。個人的には、メンターを持たない主義だが、「この人!」と思った人に傾倒するものいい。
ただし、特定の人物に偏ると思想も偏りがちなので、複数の著者の思想を頭に入れるとバランスが取れると思う。
さて、あなたはどんな目的で本を手にしているだろうか?
本日も、ありがとうございました。
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