- 宇江野 加子
- スロータイズ 出産・育児期女性の為のキャリアカウンセラー
- キャリアカウンセラー
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
こんにちは。久々のコラムです。皆さんお元気ですか?
さて、今日のタイトルは10月に発表されたIMFのリポートのタイトルです。
http://www.imf.org/external/Pubs/FT/fandd/jpn/2012/09/steinbergj.pdf
このタイトル、多くの男性が不快に思われたようですが、とにかくキャッチーですね。
さて、このレポートの主旨は、
日本の経済力向上のためには
①女性の労働率向上
②女性管理職比率の向上
の2点でした。
日本がそれらを克服する為にスウェーデン政府による育児休暇制度の充実や
オランダ政府によるパート雇用の活用(同一労働なら賃金、役職、福利厚生などを同一にする)の
推奨などの例があげられていました。
さらに、10月17日、NHKクローズアップ現代では、
このレポートを基に拡大版のスペシャル番組[女性が日本を救う?]を放映していました。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3261.html
番組では、ゲストの病児保育フローレンス代表、駒崎弘樹さんが
「多様な保育サービス(病児保育、ベビーシッターなど)の必要性」を訴えられていました。
横浜市では、保育ニーズの調査を行い、週3~4日のパート・アルバイトの希望者が多く
1時間300円(理由不問)の一時託児サービスを始めたことが紹介されていました。
ほんと、そうですね。私自身、フリーランスとなって保育入所の際は、本当に大変でした。
こんなサービスが多くの自治体で実現できるといいですね。
さらに、女性の就労を阻む問題となっている長時間労働解消例として
アパレル専門のネット販売「ゾゾタウン」スタートトゥデイの6時間労働制度が取り上げられていました。
http://www.starttoday.jp/2012/05/20120529-1.html
6時間労働・・3時には退社なんて、すばらしいですね。
これなら両立の壁なんて感じずにすむでしょう。
もちろん、取引先の理解が必要だとか、デメリットもあると思いますが、
多くの企業で取り組んでもらいたいと思います。
長時間労働が原因で、モチベーションの低下に悩む沢山の人の話を聞いてきた経験から、
メンタルヘルス上のメリットも大きいと感じます。
・・と、ここで書いたのはほんの一部ですが、この様な内容でしたので、
私はもっともっと書きたいのですが、続きはまた次回以降に。。
今回は
沢山の育児期女性が「仕事」「育児」で悩まれていること(がんばっている仲間が沢山いるということ)
そんな現状を打破しようと考え、取り組みされている沢山の方がいること
をお伝えしたくて、このレポートを取り上げさせて頂きました。
あなたの感想やご意見、是非お寄せください。
私は、出産・育児期の女性の「ワタシらしくー」を応援させて頂いています。
これらからも「働く」「育てる」を軸に多様なワークスタイルを考えて行きたいと思っています。
今日も読んで頂き有難うございました。
☆出産・育児期女性の為のキャリアカウンセラー宇江野加子ブログ☆
http://slowties.blog.fc2.com
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