お前にはできるやろ - ビジネスコーチング - 専門家プロファイル

西田 淑子
サクセスインサイド・コミュニケーション 代表・コミュニケーショントレーナー
大阪府
ビジネスコーチ

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閲覧数順 2016年12月03日更新

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お前にはできるやろ

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私のおじいちゃんは、大正5年生まれです。生きてたら100歳近くなっています。出身は田舎で、兄弟姉妹も多かったこともあり、10歳代のとき奉公で大阪に出てきました。貧乏暮らしの田舎から、奉公で出てくるくらいですから、持ち合わせのお金は、おそらく片道の電車賃と、あと身の回りの最低限の物、くらいでしょう。

それが、私が生まれたときは、もうすでに一財産を築いていました。どれくらいの財産かというと、私の姉妹が言うには「子供の時に、マツタケは食べ飽きた」、と言えるくらいでしたし、すき焼きやお寿司も、子どものときは、よく食べてました。まだテレビは、街頭テレビか、食堂で見るのが普通だった時代に、大型テレビと大型ステレオがうちにありました。

そのおじいちゃんが言ったことは、「物事には二面ある」。

ある日、私が小学生のときに、私の知らない男性がうちにやってきました。おじいちゃんの前に正座して、畳に付くほど頭を下げて「100万円貸してください、お願いします」と言いました。そのときおじいちゃんは、はっきりとこう言いました。
「わしは、100万円くらい貸してやる金はいくらでもある。せやけど、金が惜しいて、言のやない。100万円くらいの金、お前、自分でなんとかできんのか、お前が精出して仕事したら、それくらいの金、出来るやろ」。

その男性は、膝の上で握りしめた両手を、畳について、「ありがとうございました。頑張ります」と言って家を出ていきました。

私の推測ですが、その男性の借金は、おそらく遊んで作ったものだったのかもしれません。おじいちゃんは、それもわかってて、そのことについては、一切話さず、未来に目を向けろ、と励ましたわけです。

相手の立場になって、相手がそれをすることができる、という前提で、「~しろ」ではなく、「~出来るやろ」、と言ったことで、その男性は、おそらく、断られたというより、自分の可能性に気づき、大きな信頼を得たと感じて、自ら人生を変える決意をしたのではないかなあ、と思います。

「物事には二面ある」ということが分かっていたから、「お前には出来るやろ」と言えたのだと思います。そして、その物事の二面が分かるまでには、どれほど懸命な月日があって、そしてそれは、やろうと思えば、誰にでもできる、ということも、おじいちゃんは教えてくれました。

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