耐震リフォームのチェックポイント コラム⑩ - 耐震検査 - 専門家プロファイル

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耐震リフォームのチェックポイント コラム⑩

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日本の住宅事情                  

日本の住宅の平均寿命は他の先進国の半分以下「30年未満」と言われています。(画像1参照)


これは、戦後、高度成長時に長持ちさせる住宅の建設を目的としなくなり、より早く、合理的で、より製造コストを下げることを目的とした家造りになってしまったため、建築材料の品質が悪化してきたこと、そして内部結露を発生させる断熱工法が原因であると考えます。


では、短命になった原因の「建築材料の品質が悪化してきたこと」、「内部結露を発生させる断熱工法」について、具体的に理由を説明していきしょう。

建築材料の品質悪化


ハウスメーカーの出現にあわせて、それまでは、無垢の木と土で造られていた家が、価格が安く、大量生産に対応できる「新建材」という新たな建築材料で造られるようになりました。

(画像2参照)


「新建材」とは、言葉の通り、新しい建材という意味ですが、化学合成品で作られた建材です。今の住宅は、大事な柱や梁をボンドで貼付けた集成材、外壁材をセメント質原料で作られたサイディング、内装材をビニールクロスや合板フローリングなどの化学物質でつくられた工業化製品で覆ってしまっています。


さらに、ガラスを原材料として作られるグラスウールなどといった化学繊維で出来た断熱材を適当に詰め込んで施工しているのです。見た目は傷ひとつない格好いい住宅がいとも簡単に安く出来上がります。


工業化製品は必ず「劣化」しますから、5年~10年で屋根や外壁の塗り替えが発生し、20年ほどで床がブカブカするという現象が生じる訳です。そして、リフォームというより「修繕」にさしせばまれるのです。


塗り替えをしないと、セメント原料である屋根材や外壁材が水を吸い込み、構造躯体の腐食が始まるからです。


サイディングとサイディングの間の隙間を埋めるため、コーキングというシール材を使います。このコーキングは、 3年~7年すると硬化し、切れてしまうことがあり、雨漏りの原因となってしまいます。


日本はもちろん、世界を見渡しても「木造の建物が一番長持ちする」ことは歴史が証明している『木造住宅』ですが、このように、木が腐ってしまう原因となる新建材や工法が主流になってしまったため、「木は腐る」「木造は弱い」という誤った常識が蔓延してしまいました。



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