- 菊池 猛
- 株式会社 アイジーコンサルティング 不動産インスペクション課 課長
- 静岡県
- 中古住宅専門家
対象:住宅検査・測量
- 伊藤 裕啓
- (一級建築士)
- 伊藤 裕啓
- (一級建築士)
軽量化及び劣化事象の根本解決
画像1参照
地震時の建物の揺れの大きさには建物の重量が関係します。特に屋根の重さはとても大きなポイントです。
建物の耐震性をUPするのに、強い壁を増やすことはもちろん重要ですが、屋根材を軽い素材に葺き替えることで建物全体にかかる負担を軽減させることも効果的です。特に土葺き瓦の場合は、土の重量だけでも相当です。
外壁の張り替え
画像2参照
そもそも日本の住宅は、8~12年程度で塗装を行わなければ、雨だれ、劣化(触ると白くなるチョーキング現象)、ひび割れ(クラック)、剥がれ、浮き等の症状が出てくる粗悪な建材が一般的に使われています。
これは、長持ちする建材を使うと、建材メーカーや住宅メーカーの仕事がなくなってしまう、という業界の悪しき常識が原因ですが、だからといって手を入れないわけには行きません。工法や建材、塗料や状況にもよりメンテナンス周期が変わります。
メンテナンスを怠ってし まうと、外壁の劣化部分から内側へ雨などが入り込み、柱・土台の腐れなどを引き起こし、著しい耐震性の低下だけではなく、建物の寿命そのものまで低下させてしまう恐れがあります。
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