睡眠専門家の睡眠知識講座 「睡眠本能に影響与える寝室の意味」 - 睡眠障害・目覚め - 専門家プロファイル

快眠コーディネイター 力田 正明
Sleepercise (スリーパサイズ) 代表
大阪府
快眠コーディネイター

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対象:心と体の不調

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月26日更新

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睡眠専門家の睡眠知識講座 「睡眠本能に影響与える寝室の意味」

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睡眠知識 睡眠と睡眠環境

今私たちが、他の動物と違い睡眠を当たり前のようにとれるのは、寝ている間に外敵から襲われない安全な確保が保証されているからです。当たり前のように聞こえますが、自然界の動物たちは、安全な場所を確保するために、進化の過程で各々の動物のスタイルを獲得してきました。


感覚や知覚が遮断され、無防備になり、意識をなくしてしまうのは、あまりにも危険な状態といえます。我々の中にある「睡眠本能」の第一段階のプログラムは安全確保の指令です。


例えば、ストーカーに狙われている女性などは、この睡眠本能の安全確保がされていない心理作用と安全確保されていない「睡眠本能」により寝付かれない状況にもなります。引越しをすると、安心して寝れるようになることはよくあることです。


しかし、いったん安全な場所を確保できたいうプログラムを完了すれば、今度はいかに安心して眠りにつく・いかに安らげる場所にするかという第二段階の指令になります。


睡眠環境というとすぐに枕や布団の話になりますが、まず寝室の条件がベースです。酸素の必要量から大人一人に対して必要な広さは、約3畳程度だそうです。物を置いたりしたら4畳半くらいは必要です。
窓の場所も大事です。朝型の人なら、東・南向き、夜型の人ならこだわらなくていいと思います。とはいっても光が入る窓は必要です。


あとは風通しがいいこと。人は一晩にコップ1杯の汗をかきます。部屋を閉め切っていると、寝具が湿ってしまい不衛生になります。布団を干した時に、ふわふわ感を感じると思いますが、その前の湿った重い状態では、快眠も得にくい環境です。部屋の換気をするだけで、寝具の湿りもかなりとれます。


 ★ 今日から寝室の換気を10分程度でも十分できますので、やってみませんか?

 

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