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ホルモンバランス整え「更年期」を健康に快適に生きる秘訣(7)

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(続き)・・更年期には女性ホルモンが急速に減少することで様々な不快な症状が発生しますが、その減っていく女性ホルモンを外部から補給することで、不快な症状を改善しようという治療法が存在します。これがホルモン補充療法(HRT)です。これはごく微量のエストロゲン及びプロゲステロンの合剤を内服または皮膚に貼付し、体内にホルモンが満たされたと体に感じさせ、更年期の症状を回避しようという治療です。

 

このHRTを受けることによって女性ホルモンの不足状態が緩和し、自律神経失調による諸症状がかなりの程度軽くなることが期待できます。実際に約8割の方がイライラ感、肩凝り、めまいといった不快な症状が改善したと感じます。またそれだけでなく、骨量が増える、動脈硬化が抑制される、肌の調子が良くなるといった効能もあり、症状の重い方は検討しても良い治療法といえます。

 

但しHRTは乳がんの発症を促進するという報告もあり、あまり長期に受けるのはお勧め出来ません。閉経後の数年間に留めておいた方が無難です。実際に乳がんにかかった人や子宮体がんにかかった人はHRTの適応外です。またエストロゲンは血液の凝固を促す性質があるため、心筋梗塞や脳梗塞、肺梗塞などの血栓症にかかった既往のある方もHRTを受けることが出来ません。

 

一方で、最近注目されている治療法に「プラセンタ」があります。これは女性の胎盤からエキスを抽出し注射製材にしたもので、通常は定期的に皮下注射または筋肉注射をします。胎盤は胎児に栄養を送り、排せつ物を受け取り、急速に成長させるなど、膨大かつ神秘的な役割を果たしています。実際に野生動物は、子供を出産した直後に後産としての胎盤を食べるとされますが、これは産後の滋養強壮を求めた本能的な行動です。

 

プラセンタにはビタミンやミネラル、アミノ酸、脂肪酸など様々な栄養素の他に、各種の成長因子を含んでいます。そのために組織を修復し、免疫力を高め、活性酸素を分解し、代謝を向上させる、など多彩な作用を示します。実際にプラセンタは肝機能障害やアレルギー疾患、消化管疾患、精神疾患、自己免疫疾患、生活習慣病など多くの病気に効能を示し、平均すると7~8割の患者に何らかの改善がみられています。

 

プラセンタは自律神経やホルモンバランスの調整能力に優れるため、自律神経失調症や更年期障害の諸症状に威力を発揮します。しかもHRTと違って副作用や禁忌が殆んどないため、非常に取り組みやすい治療法です。実際に多くのクリニックには更年期障害に悩む患者さんが多数訪れ、プラセンタ療法を受けています。そして実際に8~9割くらいの方々には明らかな症状の改善が得られています。

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