伝説のおばあちゃん！！

　こんにちわ

私、小林俊夫は、何故だか分かりませんが

人にとっても話しかけられやすい性質をしています

　どうみても関西人では無いのに、大阪で何度も道を聞かれたり

池袋を歩いていたら、前を歩いていた小学校３年生くらいの子が振り返って

「すいません、今何時ですか？」って突然聞かれたり

　ドイツのデュッセルドルフで、中国人の女性の方が、僕をめがけて走ってきて

中国語でいきなり話しかけられたり

中野駅のホームにいたら、周りにたくさん人がいるのに、１分間に２人から話しかけられたり

何故だか良くわかりませんが、そんなことがたくさんあります

そして、今日は伝説のおばあちゃんに遭遇しました～

ココは赤羽駅

赤羽で目の前の席が空いたので、座って本を読み始めると

隣に座っていた杖を持ったおばあちゃんが

「ここはどこですかね？」と尋ねてこられたので

「赤羽ですよ　どちらまでいかれるんですか？」と応えると

「分からない」

この時点で？？？？？？？です（笑）

そこで話を聞いてみると

「歯科大学病院で歯を診てもらいに行くんだけど、１０年前のことだから場所がわからないんだ」

それなら携帯で調べてあげようと

「なんていう名前の病院ですか？診察券はありますか？」と聞くと

「診察券と保険証を準備したんだけど、家に忘れてきちゃって・・・・・」

東京医科歯科大学病院とか、日本歯科大学病院とか、それによって場所が異なるので

どうしようかと思っていると

「たしか池袋で地下鉄に乗り換えた気がする」とのこと

調べてみると東京医科歯科は水道橋、都営三田線はとおっているけど

池袋からは出ていない・・・・・・・

更に調べてみると、飯田橋の日本歯科大学病院じゃないかな～と

そこで

「飯田橋でしたか？池袋以外で乗り換えはしましたか」と聞くと

「乗り換えはしていない」とのことなので、おそらくビンゴかなと！！

しかもこのあばあちゃん

「予約はしましたか？」と聞くと

事前に電話で問い合わせた時に、予約が必要って言われたけど

予約しないできちゃったとのこと（笑）

診察券も、保険証も無く、場所もわからず、予約もしていない

それなのに何故行こうと思えるんだ～（笑）

スゴクないですか？？？？？

聞きながら行けば着くと思ってって・・・・・・・・（笑）

東京さ危ないとこだがら、気を付けねーと　あぶねーべや

って感じなので、とりあえず一緒に池袋で乗り換え、

飯田橋駅までお送りしましたけど・・・・・・

ちなみにおばあちゃんは股関節に人工関節を入れていて

旦那さんを早くに亡くし、老体に鞭打って、朝から晩まで働いていたら

痛めたとのこと

おそらく普通の人とは肝っ玉が違うんでしょうね！！

そうじゃなかったら、場所も、駅も、病院名もわからず、

診察券も保険証も持っていないのに、杖をつきながら行こうと思わないですからね（笑）

いやあ、行動力があるというのか、無謀というのか（笑）

伝説のおばあちゃんでしたね（笑）

歯を診てもらえて、無事に帰れることを祈っています

としお