さて今回は自律神経系やホルモン系の上司としての「脳」の話です。
脳はいろいろな部位に分けられていてそれぞれが違う機能を発揮していると言われています。
その中で自律神経やホルモン系の中枢(上司)は「間脳」という部分にある「視床下部」という部位が担っています。
この視床下部の働きによって先日お話した「ホメオスタシス(恒常性)」が保たれているのです。
視床下部は体の中のセンサーのような役割を持っています。
体温や水分量、怒りや不安といった感情、食欲、睡眠欲、性欲などの様々な変化をキャッチして、
それに対応するよう自律神経系やホルモン系を通じて体へ命令を送ります。
これによって微細な変化にもきちんと対応できるような体制をとっていけるのです。
ただ、あまりにこの変化が大きかったり、急であったりすると体への指示がうまく行き渡らず混乱してしまいます。
これが「自律神経失調状態」です。
「自律神経失調状態」を調節し直すにはどうしたらよいでしょうか?
次回はこの状態を脱却する方法を考えていきたいと思います。
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