私は長年ガラス工芸を教えることを職業としてきました。古くからの友人からはよく、「合ってるよ、図工はうまかったからな」とか、自営業者という観点からは「あきんどだねー。さすが」などと言われてきました。
私自身、会社勤めを経験しているので比較ができ、今の仕事はやはり自分には天職なんだなと思っています。しかし、趣味が高じて教えるようになったわけではなく、独立の手段としてこの道を選びました。
ガラスが好きで好きでというわけではありません。ガラス以外でも何でもいいんです。自分が熱中できることは、おもしろく、楽しいことであり、仕事なのか道楽なのかかわらなくなるのが理想だと思います。特に仕事に生きがいを見出す日本人にとって、「職業の道楽化」は究極の形でしょう。
そこまで行けるかどうか、改めて仕事を見つめ直しているところです。
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