- 葉玉 義則
- ニューボイスジャパン株式会社 代表者
- キャリアカウンセラー
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
ただ、人事として注意する個所、チェックポイント等は、体裁や媒体が変わっても、それほど変わるものではないので、この機会に、ご理解いただければ幸いです。
まず、履歴者や経歴書で、必ず見るポイントとしては、次のような個所があります。
全体として、丁寧に、ミスなく、正直に、記載しているかどうか。見栄やごまかしを見抜くのは並大抵ではないですが、ある程度の経験や勘を養った人事担当者であれば、微妙な整合性に目をつけ、面接の場でさりげなく真贋を確かめ、合否の判断材料にしていきます。
落されやすい書類としては、経歴が簡略化され、ほとんど判断できない、志望動機や希望条件が不明瞭(所構わず投函している感じ)、採用条件より希望条件が極端に高く、その理由が示されていない、通勤不可能な地域で、可能な理由が示されていない、等々があります。稀に、ストーカー的応募者と思われる例もあり、こういったブラックリストに入っている応募者は、書類段階でカットされます。
少なくとも、求める人材像との大幅なズレがなく、応募書類の内容にも誠意が感じられ、しっかりとした応募動機が書き込まれていれば、面接段階に進む可能性は、かなりの確率で高まるでしょう。
さて、次回は「自己PRのポイント」と題し、お話しする予定ですが、次回からは毎週末日(金)に、お届けしたいと思います。