- 森 滋昭
- 森公認会計士事務所 公認会計士・税理士
- 東京都
- 公認会計士・税理士
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対象:財務・資金調達
こんにちは、東京港区の公認会計士 森 滋昭です。
会社の決算書のうち保有有価証券を見ていると、本当に10年くらい前と比べると、「保有している有価証券は減ったなぁ」と思います。
そうはいっても、全て預金にしたり、借入金の返済に使うわけにもいかないので、まったく有価証券がなくなったのでもないですね。
今日、著名投資コンサルタント チャールズ・エリス氏のインタビューが、日経新聞に乗っていました。
エリス氏によると、
アクティブ型(積極型運用)投信の過去の成績は、
・1年で約6割、
・10年で約7割、
・20年で、約8割が、
市場平均に負けているそうです。
なお、個人の成績はもっと悪いそうです…
さて、日本は、これから少子高齢化になるけれども、すでに日本株には織り込み済みで、まだまだ日本には素晴らしい会社がたくさんあり、いつまでも下げ続けるとは思えないそうです。
ただ、エリス氏は、コストの安いインデックス投信(指数連動型)を使って、世界中に地域に分散投資することを勧めています。
短期的なコモディティなんかに投資するのではなく、むしろ世界の資源株も含めて投資するといいそうです。
一方、債券は、世界中の金利が下がった分、債券価格は割高なので注意するように、とのことです。
10年前と比べると、日本の会社も普通の株式だけではなく、デリバティブのような商品で運用しているところも増えました。
しかし、あまりポリシーを持って世界中に分散投資をしている会社は少ないように思えます。
その点、むしろ個人の方が動きは進んでいるかもしれませんね。
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このコラムの執筆専門家
- 森 滋昭
- (東京都 / 公認会計士・税理士)
- 森公認会計士事務所 公認会計士・税理士
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監査・税務・ビジネス、”3つのキャリア”で、約20年。 その間、いつも「決算書の数字の奥にあるものをみる!」感覚を研ぎ澄ましてきました。 だから・・・ベンチャーから上場企業まで、あなたの会社の、一番の社外サポーターに!
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