- 澤田 且成
- アイディーテンジャパン株式会社 企業ブランディングコンサルタント
- 東京都
- ブランドコンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
No.187 ハウステンボス再建 軸への守りと攻めのバランス感
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No.187 ハウステンボス再建に学ぶ 軸への守りと攻めのバランス感
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“選ばれ続ける仕組み”を設計するメールマガジン 2011.10.17
ブランディングニュース 『企業ブランド戦略の成功と秘密』
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【お知らせ:採用情報(プログラマー、編集者)】
この度、当社が、2010年夏より起案・準備を進めてきた
「Japan Brand Project」が「東京都地域資源活用イノベーション創出助成事業」
に採託されました。
そこで当社では、「ブランド戦略により日本と世界をつなぐ志を持った人財」、
そして「一緒になってこの事業を成長させていく熱き想いを持った人財」を
以下の通り募集いたします。
今回の人材募集については「技術力と着眼点を磨く一念の強さ」と
テーマを掲げました。
応募いただく方におかれましては、
「これまでの経験や実績=その方の熱と力の総結集」と認識しております。
しかし、経験や実績のみを採用基準にするつもりはありません。
あくまで当社は、「本気で事業に取り組もうとする一念の深さ」を大事にしたい。
その想いこそ無限の可能性を引き出すと確信しています。
「まだまだ経験が少ないのではないか」と応募を躊躇される方であっても、
ビジョンの実現に向けた行動や忍耐力、知恵を引き出す力、
知識の習得能力は誰にも負けない。常に前を向いて実現力を磨きゆく若い人たちと、
一緒になって取り組んでいくことを望みます。
・自分自身が日本の魅力に感動する一人になること、
・その感動を世界に伝える一人になること。
日本のブランドを背負って、世界市場へ飛び込んでいくことに
使命感をもつことができる感動人を募集します。
ブランディングニュースをご購読いただいている方、
またご友人・お知り合いの方で「我こそは!」という方は是非!
新しい仲間とともに、ワクワクするようなチーム編成ができることを
心から楽しみにしています。
1)プログラマー
⇒ http://www.id10.jp/recruit/career#programmer
2)ソーシャルメディアコンテンツ制作/編集補佐
⇒ http://www.id10.jp/recruit/career#editor
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みなさんこんにちは。
アイディーテンジャパン・ブランディングニュース編集局です。
この週末は、あいにくの天気となった地域もありましたが、
多くの小・中学校、町内会などでは運動会が行われているようで
グラウンド近くを歩くと、子どものはしゃぐ声が聞こえてきます。
なかなか暗いニュースが多い日常ですが、子ども達の元気な姿には
未来への希望を心から感じるものですね。
さて、今回の『企業ブランド戦略の成功と秘密』では
こうした子どもたちや家族が集まるテーマパークについて。
1992年に創業した長崎の大型テーマパーク「ハウステンボス」を
取り上げてみたいと思います。
美しい欧州の田園風景をモチーフにし、花と自然がいっぱいの
リゾート的要素ももつハウステンボスは、
96年には年間380万人を動員する一大観光スポットに。
しかし、バブル崩壊後の景気減退とともに来園者は減少し
2003年には会社更生法を適用することに。
建物や水路といった街の要素に加え、自然も取り込んだ事で
維持管理費が膨らんでしまい
その後も赤字が膨らんでいきました。
そうした中、大手旅行会社「HIS」が昨年買収をし、
その直後から黒字を達成。
開園以来16年にたり赤字経営だったハウステンボスを
見事に復活させ、多くの経営者たちが期待をもって
この変化を注目しています。
今回は、このハウステンボス立て直しの陣頭指揮を取る会長の
“経営のスピード感”と、改革のなかで社員が感じた
“ブレない軸”について、考えていきたいと思います。
ハウステンボス
http://www.huistenbosch.co.jp/
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<本日の内容>
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
ハウステンボス再建に学ぶ 軸への守りと攻めのバランス感
[2] 編集後記
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
ハウステンボス再建に学ぶ 軸への守りと攻めのバランス感
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■ 改革を加速させる経営トップのスピード感
・園内が広く、維持管理費が莫大に発生する。
・立地する場所は、規模に比べて商圏人口が少ない。
・開園から20年が経過すると修繕には年間20億円前後が見込まれる。
ハウステンボスの買収について打診があったHISが
念入りに調査を進めた結果では、上記のような問題点が
浮き彫りになっており、社内は反対でまとまりつつありました。
それら条件を前に、買収を決断したのは会長の澤田氏。
自らが陣頭指揮を執るべく、社長として佐世保に赴任しました。
「経費を2割下げよう。そのために仕事のスピードを2倍にしよう」
社員たちにこう訴えながら、自らが関係業者に折衝したり、
広い園内を自転車で回りながら指示を出していったといいます。
管理の手が回らないという事情もあり、園内の2割を無料化。
これにより有料ゾーンのクオリティ確保に務めました。
さらには入場料の大幅引き下げと園内の2割を無料化したことで
園の魅力を無料ゾーンでもPRできる相乗効果が生まれました。
また、社員から提案のあった新しいイベントチラシも
以前は1カ月かけて制作していたものを、1週間に短縮。
こうしたスピード感や機動力に対応しようと、関係業者も協力。
企画きっぷを販売するJR九州や地元・佐世保市も巻き込み、
改革への機動力はどんどん加速していきました。
続きはこちらから
⇒ http://www.id10.jp/brandingnews/111017
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