設計の工夫で耐震性と採光を確保した狭小住宅 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

小笠原 英一
株式会社 アイデン企画 代表取締役
大阪府
建築プロデューサー
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設計の工夫で耐震性と採光を確保した狭小住宅

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こんにちは。大阪の工務店アイデン企画の小笠原 英一(おがさわら ひでかず)です。 

弊社では、狭小住宅のご依頼を多くいただきます。
狭小住宅は、狭い土地(狭小地)に建築される住宅です。
前面道路の狭い住宅密集地など特殊な立地が多く、さまざまな制約を受けてしまいます。

それでも、設計の工夫をすれば予算内で「土地を最大限に生かした明るく広々と暮らせる家」を建てることができます。


木造住宅「拘りいっぱい3M間口の家:Y様邸」は、狭小地であっても設計の工夫で空間を最大限に活かしています。
土地は二間間口、南北に長細い20坪の住宅密集地です。 
連棟長屋切り離し物件のため隣家と空きは少なく、耐震性と十分な採光(自然光)の確保が課題でした。


Y様邸では、さまざまな工夫を施し、耐震性、採光を確保しています。
一部ですが、ご紹介したいと思います。

地震の多い日本、家族が安心していつまでも暮らし続けるために、耐震性には十分に気を付けなければなりません。
耐震性を得るために、壁量を増やす方法がありますが、
壁量を増やすと十分な採光が得られなくなるため設計上の工夫が必要となります。

Y様邸では、外壁を二重にして耐震性を確保。
さらに、建物の変形を抑えるブレースと呼ばれる金物で耐震性を向上しています。


採光を得る工夫として、天空から明るく照らすライトウェルと呼ばれる空間を設けました。 
細長い形状の狭小地で上部から採光を得る方法の一つで、 壁面に設けられた窓から内部を明るく照らしています。 
お客様からも「光が入るとか風が入るとか、外からの目線を気にしないでいい外のスペースがあるとか。すーーっごい良いですよ!」と嬉しいお声をいただいてます。


屋根裏部屋にも採光を得る工夫を施してます。
トップライト(天窓)の真下をガラス床にしました。 
こうすることで、屋根裏部屋の下階へも光が差し込むようになっています。 

地震に強く、明るく快適な住まいとなりました。

工事中は、Y様がお住まい造りをとても楽しんでくださっている様子。 
また、完成後は、お子様やお子様のお友達が楽しそうに家中を駆け回っていた姿がとても印象的でした。 


完成後、お客様から嬉しい声をいただきました。 
間口3.6Mの南北に長細い20坪の土地という制約条件の中で、私達家族にぴったりの、 そして驚きいっぱいの本当にすばらしい家を創り上げていただきました。
設計から現場でのつくり込みまで私達の要望はしっかりとり入れながら、プロ視点で様々な提案をして、それをきちっと形にして下さったアイデン企画の皆様の智恵と技術に本当に感動しました。 

インタビューで家づくりの感想を伺いました。
事例紹介、写真はこちら


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