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対象:コーチング
こんにちは!コーチたか♪でございます。
八月ももう残りわずかとなりましたね。
今年の夏はお盆に 元同僚に会いました。
懐かしい人からお声掛けいただくのって嬉しいですね。
朋あり、遠方より来たる。また楽しからずや。
私は6年前まで高校の教師をしておりました。
緊急手術が必要になったことがきっかけで、「え~い!この際、すべてリセットしてしまおうかっ」
と現場を離れてしまったんですねー。
朋とは、その時の後輩です。
もちろん、再会の話題は当時の職場の話にもなります。
年齢的な面からも性格からも、私は先輩として話を聞く側になってしまうのですが
深刻な話・心情的に辛い話になればなるほど、ついコーチモードで聴いてしまいがち。
数年前、「問いかけが続いたのは正直きつかった」という吐露を受けて
「了解♪ 求めてないんだもんね。おしゃべりの域にとどめることにしよ~☆」と決め、
今回もそのつもりで出かけました。
ところが、
彼女から出てくる話題は「解決したい」「昇華したい」「決めなきゃ」が多いわけですよ。
本人は
「先生(私のこと)に会えば あの当時の辛さ・悔しさを思い出してこんな風に涙が止まらなくなるってわかってるのに、
どうして連絡取っちゃうんだろ」
と不思議がっていましたが、そりゃ、彼女の奥底で何かが必要なんじゃないかな。
少~しだけ、そんな風につぶやいてみましたが
そこには引っかからなかったようなので、やっぱりコーチングセッション的にならないようにすることに決めました。
彼女は存分に話して、泣いて、
普段は忘れているけれど抱えたままの問題を抱え直して帰って行きました。
意地悪をしているわけじゃないんですよ。
ご本人が「問題に向き合いたい」と決めない限りには、いたずらに傷口を広げるだけになってしまいますからね。
だから、今回もまた「聞き役」に徹してみました。
学校という教育現場に身を置いていた時には、
「この子が卒業するまでしか時間がない!この子に関わっている私にはその責任がある」と焦っていました。
タイムリミットも限定した責任もない今は、長い時間をかけて関わるというゆとりが享受できています。
直接関わるタイミングではないみたいね・・・、という小さなフラストレーションも抱えながらではありますが。
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