耐震補強の評点設定について - 木造・伝統工法住宅 - 専門家プロファイル

漆原 智
株式会社アーバンプロジェクト 代表取締役
神奈川県
建築家

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閲覧数順 2016年12月10日更新

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耐震補強の評点設定について

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盆休みで、山の中で魚釣りをしてきました。

仕事をひととき忘れて、オフを楽しみました。

たまには、時計も携帯電話も持たない日も、気分転換には最高ですね。

先日、地震セミナーを受講したあと、頭にもやもやするものを感じていました。

それは、耐震補強の評点をどこまで上げるかという問題です。

行政の指針では、1.0以上を目標に!と言われています。

ですが、これは最低の目標ラインなのですね。

独立行政法人 防災科学技術研究センター 兵庫耐震工学研究センターによる

2007年2月後半 の実大木造住宅の倒壊実験

http://www.bosai.go.jp/hyogo/research/movie/movie.html#pagetop

をご覧いただければ、地震の怖さを実感頂けると思います。

1回目の揺れで傷んだ家は、2回目の揺れで、いとも簡単に倒壊してしまいます。

倒壊していない家は、評点1.5目標の家と聞いております。

東日本大震災でも、想定を上回る被害で、多くの皆さまがご苦労をなされております。

これほどの地震と津波は、想定外でしたでは、皆さまもやるせないと思います。

しかし、実際にお客様とお話しさせていただくと、どうしても改修コストの費用のことも気になってしまいます。

本当は、ここまでお勧めしたいのだけど、コストが頭をよぎり、評点1.0でも良いかなと思ってしまう場面がございます。

ですが、技術者として被害状況はある程度想定できます。

これで良いのか!

それを、一般の方に十分ご説明行い、ご理解を得られないとすれば、

自分の怠慢なのかなと、自然のなかで過ごしたあとに思いました。

本当に大切なことは。

コストのバランスも大切です!コストも抑えて、最大限の補強効果を考える。

それには、何度もシュミレーションすることが大切ですね。

人を優先に考えたいと思いました。

あなたは、どちらを優先されますか。

 

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