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- 中村 嘉宏
- 株式会社イー・エム・ピー 代表取締役
- 東京都
- 宅地建物取引主任者
ヒントは
同じ20日の日経一面の左端隅っこの記事
『NY原油最高値 一時82.51ドル』にあります。
一時下がった原油価格は、
50ドル台を底に
大幅反転を開始しました。
「いつかは弾ける」と言われる中国株も
一段の高値になっています。
金（ゴールド）の価格は
サブプライム問題の後、約20%上昇しました。
FRBが市場の予想を上回る大幅な利下げ（0.5%）を行ない、
ECもそれに歩調を合わせ、
日銀も金融政策会議で「据え置き」を決めました。
リスクマネーの肥大化を懸念し
世界の金余り現象に終止符を打つはずだった各国金融当局者が、
金融緩和政策に転じざるを得なくなりました。
その結果
余剰資金が再び勢い付き、
反応の早い商品市況は
逸早く上昇をはじめました。
不動産は、株や商品より
遅れて上昇がはじまります。
不動産価格の下落は始まったばかりですが、
一部のファンドではすでに
日本への不動産投資額の増額を決め、
いつでも買いに入る態勢を整え、
今回も
競争が激しくならないうちに
優良物件をさらっていく計画のようです。
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