- 河野 祐治
- 株式会社 飲食店繁盛会 飲食プロデューサー
- 東京都
- 飲食店コンサルタント
対象:飲食店経営
- 平岡 美香
- (マーケティングプランナー)
近所の仲良し家族同士で居酒屋へ。
といっても、仲良しは奥さん同士、子供同士であり、
旦那同士は初対面。
プライベートで行っても、やはりいろんなことが気になります。
職業病です。。。
宴会コースを、3,000円コース、4,000円コース、
5,000円コース、飲み放題込み!と打ち出していました。
会員やコンサル先は分かると思いますが、
私がいつも言っている、1番やってはいけないパターンです。
お客様の立場から見ると、
「あなたは3,000円出しますか?4,000円出しますか?
または、5,000円と奮発しますか?」
と懐具合を値踏みされているようなものです。
そこには商品内容での選択はなく、価格で選ばせているだけです。
しかも、飲み放題込みで。
そうすると、人は「松竹梅理論」で真ん中を選ぶので、
結果的に、皆さん4,000円を選ぶことになります。
それは内容に関係なく、真ん中の価格を選んだだけです。
花コースとか、椿コースとか、内容やコースのテーマが分からない
抽象的なネーミングもダメです。
価格で選ばせずに内容で選ばせて、
お客様の満足度を上げるにはどうすべきか?
即効性のある売上アップ対策は、
宴会(記念日や法要等も含め)対策です。
飲食プロデューサー、中小企業診断士
河野 祐治
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