- 鈴木 規子
- 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:商品企画・開発
- 平岡 美香
- (マーケティングプランナー)
- 平岡 美香
- (マーケティングプランナー)
●いつもは新聞記事を例にひいてのマーケティングの話ですが、
今日は、ホームセンターで発見した「こんな商品が欲しかった!」の話にしました。
商品開発をするときのマーケティング調査は何をするか?と申しますと、
アンケート調査だけでなく、定性調査と呼ばれる質的な調査も
ほとんどの場合、同時に実施します。
定性調査とは、たとえば生活者に話を聞くグループインタビュー調査や
ヒアリング調査、生活者の生の生活を見る観察調査などがあります。
観察調査は、その商品によって道を歩いている人を観察したり、
お宅に上がらせていただいて、冷蔵庫の中を見たり、家具の配置を見たり、
赤ちゃんの生活を見たり、高齢者の生活を見たり・・・と、
調査目的によっていろいろやり方を考えます。
・・・ということで、今回は私の「生の生活の観察レポート」をお届します(笑)。
生活者(私)がどのような行動を取っているか、どんなに困っているか、
「生活者の強い悩みを解決する商品は売れる」という意味で、
少々しつこいところもあるかもしれませんが(苦笑)、
私のお困り状況を書かせていただきました。
*: ★ :・ ☆ .:
私は約10年前から今のマンションに住んでいます。
うちにはゴキブリは生息していないのですが、
4年くらい前から、毎年、年に2、3回外から侵入してくることがあります。
普段見慣れないゴキブリを部屋で発見したときの驚愕たるや、
心臓が止まりそう!!、かつ、
「ついにウチにもゴキブリが住みついてしまった!!!」という脱力感と、
奈落に突き落とされたようないや~な感覚が一瞬にして襲ってきます。
直近では8月の初旬の夜、本などを置いている部屋に電気をつけて入り、
しばらく机に座って用事をして、出て行こうとしたとき
入口近くのシュレッダーの上にゴキブリが!!
(ただ、電気をつけても逃げないくらいなので、
たぶん外から来るゴキブリは弱っているものではないかと思います)
余りの驚きに息が止まり硬直状態になるも、ここで取り逃がして
ウチで繁殖されては一大事!と、台所に置いてあるゴキジェットプロを
取りに行きました。
ゴキブリの横を通るときは、気付かれないようにそ~っとすりぬけて。
ゴキジェットプロを持って戻ってくると、まだ同じ位置にいたので
至近距離で思いっきり噴射し、転がりながら逃げ惑うゴキブリを
絶対に逃がすものか!と必死に追いかけて、格闘のすえ仕留めることができました。
この3か月ほど前(5月頃)には、洗い桶の中で溺死していたり、
そのまた半年ほど前には台所のすみにじっとしていたりと、忘れたころに
出没するのです。
初めはなぜゴキブリがいるのかがわからなかったのですが、
2年ほど前に、玄関側の廊下をゴキブリが歩いているのを目撃し、
外から入ってくるのだ!と気付いたわけです(早く気付けよ・・って(^^;))。
それから私は
「外からゴキブリが入ってこないようにするには、どうしたらよいか?」と
考え始めました。
・・・文字数が足りなくなりましたので、続きは(その2)をご覧ください。
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