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みやの ゆきこ
コンディショニングアドバイザー ピラティスインストラクター
東京都
ピラティスインストラクター

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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人や動物は何のために「呼吸」をしているのでしょうか?

 

難しいことはさておき、何はともあれ”生きるため”ですよね。

だからこそ、この世におぎゃ~と産まれてから死ぬまで、何はなくともやっていることは「呼吸」であって、1日あたり約2万6千回と言われています。

 

そして、そのシステムはとても良く出来て、しかも理にかなっているものです。

 

簡単にご紹介すると…

 

呼吸によって肺の中で、酸素と二酸化炭素の交換をしています。吐く時にエネルギーを使った副産物としての二酸化炭素を排出しますが、実は15%くらいしか出ていかずに、残りは血液の中で炭化している酸として身体の残っています。

 

そしてそれが働いて身体のphのレベルを整えバランスをとっていてくれます。

 

吐き出すことが少なくなると、phレベルの中で酸が高くなりすぎて、呼吸が早くなります。呼吸が早くなると、吐き出すことができずに酸がどんどん高くなる。と言ったような悪循環に陥ってしまうのです。

 

また食事のバランスが取れていない人、ストレス、アルコールやジャンクフードの取り過ぎや肥満の方も、酸度が高くなりやすいので、きちんと呼吸するということが大切になってくると言えるでしょう。

 

もうひとつ注目したい点にリンパ系への働きがあります。

血流と呼吸はリンパ系の働きを刺激して、吸うときに上半身リンパ系、吐くときに下半身リンパ系へ働きかけをするそうです。リンパ系が働けば免疫系の働きも刺激しますので、病気などでリンパを隔清した方にも、呼吸がサポートをしてくれそうですよね。

 

ちなみに私は3年前に乳がんを発症して、手術でリンパ節を隔清しました。

今は、このゴールデンKeyとなる「呼吸」を大切に日々過ごしていますが、忙しさや疲れが重なるとついついゆったりとした呼吸を忘れている自分に気づきます。

 

そんな時は、一回何かでリセットすることが必要なのかもですよね。

 

そしてお伝えしたいことのもうひとつに、内蔵や筋骨格系への働きがあります。この先は長くなるので次回のコラムで書いていきますね。

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