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社員も会社も甦る!社内コミュニケーションの意外なツボ(5)

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(続き)・・さてそのようにして上司が自己変革の決意を周囲に宣言し、その真意が充分に伝わったとすると、部下の意識も変わってくるはずです。その一歩が踏み出せた後にすべきなのは、部下と良好なコミュニケーションをとるための職場内の雰囲気作りです。コミュニケーションの主導権は基本的に上司が握っているため、その雰囲気作りも上司の任務です。それではコミュニケーションに適した雰囲気作りのためには、具体的に何をすればよいのでしょうか。

 

人の話を聞きながら、頭では次に自分が話すことを考えていたり、相手の話をさえぎって自分の話を始めてしまうことがありがちですが、これでは部下は「この人に話しても無駄!」と感じ、部下から話しかけてくることが減ってしまいます。それに集中して聴いていないと、相手が本当は何を言いたいのか、その真意をつかめないために誤解のもととなります。従って、相手の話を集中して聴くことが最も大切となります。そのポイントは、話を最後まで聴く、話したことを否定しないで聴く、相手が本当に言いたい事に集中する、といった要素です。

 

具体的には、相手に対する思い込みや先入観をできるだけ排除し、中立的な立場で話を聴くことがたいへん重要です。話の相手に予め先入観をもっていると、話に対して「それは違う」とか「やっぱりそうか」などといった自己判断が入って、相手の真意をつかみ損ねたり、相手にそれが伝わってモチベーションが下がる原因となります。従って傾聴する側の上司は、自分の心身の状況を少しでも良好に保ち、相手に対して余裕をもって応答できるように普段から鍛練しておくことが求められます。

 

それから相手の話に対する相槌が有効です。「なるほど」とか「そうだね」とかの語句を、うなずきながら発することによって、相手に対して「話を聞いているよ」というメッセージを伝えることができ、より核心に迫った話を引きだすことが可能となります。また相手が言った単語やフレーズを繰り返すとか、表情やジェスチャー、話す声のトーンや速さ、大きさなどを合わせると、相手にとってはとても話しやすい雰囲気になり、より有意義な話し合いとなる確率が高まります。

 

それと並んで、相手の言動や存在そのものを承認することも大切です。具体的には「君の頑張りをみて、私もとても刺激を受けているよ」とか「君のプレゼンは素晴らしかったね。私もたいへん勉強になったよ」といった具合に、相手の言動が自分や仲間にどのような良い影響を与えたか、という視点から褒めることが、相手のモチベーションを高めて成長を促すことに役立ちます。またきちんと相手の目を見てあいさつするとか、相手の誕生日に「おめでとう」とお祝いを言ったり、暗い顔をしている部下に「どうしかんだ?」と心配して声をかける、などといった日頃の関わりも大切です。

 

意外と有効なのが「自分をさらけ出すこと」です。弱みや欠点、過去の失敗も含め、ありのままに自分について語ることは、部下にとっては上司に親近感を覚え、自分からもグッと話しやすくなるものです。例えば政治家の田中角栄氏は、「自分は小学校しか出ていないので学がない。あなたのような優秀な人の力がほしい」と自分の学歴の乏しさを敢えて開示し、多くの協力者を得て、若くして総理大臣になりました。そのように言われるとかえって「この人には隠し事をしても無駄だ。ついていこう!」という気にもなり、田中氏のファンになってしまったのだそうです。

 

逆に上司が「学び続ける姿勢を示す」ことも大切なポイントです。多くの部下やスタッフを率いるポジションについたものはそれ以上学ばなくてよい訳では決してなく、逆にマネジメントや人間心理など多くのものを学ばなければなりません。常に学び続け、成長し続ける姿勢を周囲に見せれば、部下をはじめ人はついてきます。またリーダーは「夢を語る」存在でありたいものです。熱く自分の夢を語る上司に対しては、部下もつられて夢を語るようになるのではないでしょうか・・(続く)

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