利休の造った茶室は、400年の時を経た今でも、名建築として後世に伝わっています。
利休の茶室は何一つ贅沢なものはありません。屋根は瓦葺きではなく、藁葺きですし、壁も漆喰で仕上げず荒壁のまま、柱も今で云う間伐材ですし、床柱に至っては建築的に無価値な雑木です。
ものの価値を値段で判断せず、人目を気にせず、自分の求めている基本性能を素直に発揮してくれる材料を探してみましょう。
このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
06-6714-6693
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