- 宮本 ゆかり
- マイウェイネットワーク
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
その内容は、Bさんが私に対して抱いている感情を代弁した内容でした。
私はそのメールを読んで、とても不快になりました。
・・・というのは、一つには、なぜ用件があるのなら直接私に連絡しないで、Aさんを介すのか?という点。
それから、文面の内容から見て、私に対する不満がある、と読み取れたのです。
しかし、その内容は、どう自分をへりくだって考えてみても、到底、私には身に覚えがない、受け入れ難いものでした。
Aさんから来たメールなので、もう一度Aさん経由で返信をしようかとも思いましたが、
やはり直接、Bさん本人にメールを送りました。
その際、Aさんからもらったメールは私のほうで要約せずに、そのまんまもらった原文を貼り付けました。
メールを送った後も、悶々とすっきりしない気持ちが続きました。
そして、ベッドに入ると・・・。
遅い時間になって、国際電話が入ったのです。
相手はBさんでした。
Bさんは、私が誤解していること(実はAさんも誤解していたこと)、そして本当に伝えたかった意図を口頭で説明してくれました。
「なーんだ・・・そういうことだったんだ」
一瞬にして、胸のつかえが降りました。
改めて『メール』の怖さを痛感しました。
メールは便利だけど、感情的なことは正確には伝わらない。
文章力が劣っていると尚更のこと。
とんでもない誤解から、人間関係が壊れる危険性もある。
込み入った話、感情が絡む話は、やはりメールを使うべきではありません。