- 宮本 ゆかり
- マイウェイネットワーク
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
まずは動く前に、ノートを前にして、じっくりやるべきことを具体的に書き出し、優先順位をつける計画を立てました。
その後は、何も考えずに、ただ黙々と予定どおりにやるべきことをやるだけ。
そうやって、片付いた後から、ノートの項目を消していくと、益々やる気と達成感が湧いてきて、
更に集中力が高まる・・・という好循環が生まれます。
これを、木こりの例でたとえます。
ある木こりが、キレの悪いのこぎりを使って、一生懸命木を切っていました。
切りにくいものだから、力をいっぱい入れ、ひたいから汗がにじみ出ています。
ある人が木こりに向かって、こう言いました。
「木こりさん、その作業を一端止めて、そののこぎりの歯を砥いだらどうですか?」
すると木こりいわく、
「とんでもない。そんな暇があったら、その時間を使って、1本でも多くの木を切ったほうがいい」
このたとえ話の言わんとするところがわかりますよね?
いったん作業を離れてメンテナンスをするという時間を惜しむあまり、実は、結果的に仕事がはかどっていないのです。
「1日の計画を立てる」ということも同様。
わずかな考える時間をとってスケジュール帳に書き込む、という作業と時間を惜しむと、
実は仕事ははかどりません。