- 宮本 ゆかり
- マイウェイネットワーク
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
この方の本は、出版するたびにベストセラー。
セミナーは毎回100名を越す参加者で大盛況。
メールマガジンは10万部近く発行。
そこで語られてる内容は、本当に素晴らしい理念で、私もその考え方に共感していました。
今回、その先生の弟子に当たる方が、特別に私と個別のカウンセリングをしていただけるということで楽しみにして会社を訪問しました。
ところが、まずホームページにアクセスして会社までの地図を印刷しようと思ったのですが、地図の表示がありません。
仕方がないので、住所を見て、その辺の住宅地図を取り寄せました。
〔この時点で、あんまり来客を歓迎しない会社なのかなぁ・・・と疑念〕
会社には約束した時刻の2分前に到着し、受付で挨拶をしたのですが、どうも今回のアポイントが忘れられていたようで担当者の方が慌てて出てきました。
その後、「ちょっとお待ち下さい」と言われたまま待たされること10分。
ようやく担当者が来たと思ったら、今度は「今日お話するに当たって、事前に記入していただくシートはおもちですか?」
と聞かれたので、「いただいていません」と言うと、「では、今、記入してください」と、
「自分の夢・目標シート」の記入に時間を当てられました。
こんな内容は私にとってはいつも考えていることなので、3分もあれば十分にOK。
ところが、ここでまた奥に引っ込んだ担当者は、15分ぐらい出てきませんでした。
チラッと奥のオフィスを覗いてみたのですが、社内が雑然と散らかっている。
タイルカーペットの床も黒く汚れていました。
更に、私にお茶を出しに来てくれた女性が、〔大変失礼ながら〕小太りのおばちゃんで、スーパーに買い物に行くような格好で、足元のサンダルの下には白い靴下をはいているのです。
私はその太い足首を伏し目がちに見ながら、〔なんでもっと綺麗な女性を置かないんだろ・・・?〕とクエスチョンマーク。
あのカッコいいコンサルタントの先生とは、どうしてもイメージが繋がらないのです。
その後、担当のコンサルタントの方が来て、少しだけお話をさせていただきました。
〔予定時間の1時間が大幅に遅れたので話す時間が短くなってしまいました〕
コンサルいただいた内容は、もっともな指摘ばかりで納得がいきました。
でも、その話の理想と、目の前の現実の環境に違和感があって、私にはどうしても受け入れ難いものがあり“先生”のイメージがチョッと崩れてしまったのでした。
やはりオフィス環境はとても大事です。
特に初対面の人にとっては、目に入るものが、そのまま印象として残りますから・・・。
いくら中身が立派でも、やはり中身は外観にも現れるのではないか、と思わされる一件でした。